『7200秒の恋』 第五章  『時の止まった店 ~大きな柱時計~』 | 未来を変える旅

『7200秒の恋』 第五章  『時の止まった店 ~大きな柱時計~』

第五章  『時の止まった店 ~大きな柱時計~』


まぶしい・・・

朝だ。


時計。もう10時を過ぎている。


気だるい朝。

それを振り払うように大きな欠伸をした。

『あぁ・・コーヒーが飲みたい・・・』


ふとあの店が頭を過ぎった。


行ってみよう。


この店には時間と云うものを感じない。
古いのか、新しいのか・・・あるいは・・・

表現するのが難しい・・・

時にはその存在さえも感じないような・・・

でも心地よい。


カランカラン

中に入るとカウンターの奥にいるのはあのおじいさんだった。

あれ???

なんで??

『あぁ あなたは。』

おじいさんはボクの顔を覚えていてくれていたようだ。

『おはようございます』

と、いつものように挨拶をした。

なんとなくかしこまったボクをみて、カウンターの席を案内してくれた。

席に座ってコーヒーを注文することにした。


辺りを見回すとカウンターの端にある柱に大きな時計がかけてある。
こんな時計はじめてみた。
映画に出てきそうな大きな柱時計。

見つめていると時計が音を出して鳴った。

ゴーン ゴーン

それと同時に扉が開き、中から妖精が出てきた。
妖精は羽を広げて飛び立とうとしている。
閉じ込められていた箱の中から今にも飛び出しそうだ。


11時だ。



第六章   『未定です(^▽^;)』