山のお天気と天気図の見方 | 地球を楽しむ

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日々のこと

スプリングコート羽織れば暑いし

脱ぐとすぐ寒くなる、

難しい気温の時期です。



昨日は、山のお天気と天気図の読み方の

ミニ講座に参加してきました。


お天気図は

自分で読むものと思った事もなく・・

天気予報の数字を見るのみ。

高気圧と低気圧の仕組みも

よく知らないまま生きてきましたほっこり


でも本当に最低限ですが、

気圧や雲の仕組みが分かりましたニコニコ

実用には全く程遠いものの、

講座の最後には、その夜の天気予報図で

大阪でどちら向きの風が吹くかが分かりました。


初歩的なことですが

備忘録に教わったことを書いておきます乙女のトキメキ


前提として、空気は温度が高いほど

水蒸気の含有可能量が高く、

冷たくなるほど

含める水蒸気が少なくなるため、

水蒸気をたくさん含んだ雲が

冷えると水蒸気が空気から出て雲になります。


低気圧になると、空気の流れが反時計周りに

内に入り込んでいくため空気が上に逃げ、

上昇気流ができて雲ができるのが、

低気圧でお天気が崩れやすくなる仕組み。


山と平地の天気の最大の違いは、

気圧や通常の上昇気流以外に、

風が斜面に沿って上がり急激に冷えることで

雲が出来やすい事。


ただ、いくら温度が下がっても

そもそも水蒸気を多く含んでなければ

雲にならないため、

要注意なのは海や川側から風が吹く時です。


天気図での風の向きの見方としては、

右に高気圧、左に低気圧を見て

上に向かって風が吹くことになります。

風の強さは等圧線の混み具合で判断。


前線は高気圧と低気圧がぶつかった所で、

温暖、閉塞、停滞、寒冷の4種類。

天気が荒れるのは寒冷前線。

有名な?梅雨前線や秋雨前線は

停滞前線の一種。

雲の特に多い10種の内

荒れるのが積乱雲で、

山で見かけると特に要注意なのがレンズ雲。


途中に出た問題がこちら。


こちら、10年ほど前に白馬で

医師6名のパーティ全員が遭難死された時の

天気図だそう。


答えは1番右端なんですが、

間違えてる方も結構いらっしゃいました。

太平洋側に住んでる人は、

台風一過=晴れると思って間違えやすいそうです。


後で、山を登る友達がこれを見ると

すぐ正解も理由も言ってました。

「山を登る人なら誰でも分かる」そうです。

気象遭難の多くはこの気圧配置なんだとか。


けど、分かってない人が実際に結構いるから

遭難事故は起こってるんですもんね。

こちらのパーティも

それなりの経験者だったそうですし・・。


他にも、風力記号の見方と

秒速の出し方なども教わりました。


少し天気図に興味が持てた、

勉強になる講座でしたニコニコ




ありがとう




ごめんなさい




許してください




愛しています