七夕の短冊と、武藤さんの謎理論

7月初旬のこと。看護師の武藤さんから、突然こんなことを聞かれました。

「もう七夕の短冊、書きました?」

え、何?その質問の意図は?と戸惑いながら「書いてない」と答えると、なんと「代わりに書きましょうか?」という驚きの提案が。もちろん「結構です!」とお断りしましたが、理由を聞いてさらに仰天しました。

どうやら彼女は、私が家族と一緒に自宅で飾り付けをしているものだと思い込んでいたようです。還暦前後の大人が、わざわざ笹を用意して短冊を飾る姿を想像したのでしょうか。もし孫でもいれば別ですが、そもそもそんな背景も知らない相手にこの質問を投げるその感覚、かなり自由です。

さらに追い打ちで「今まで短冊書いたことありますか?」なんて聞いてくるものだから、思わず遠い目をしてしまいました。幼稚園児の頃ならあるでしょうが、いい歳をした大人にその質問をするとは。

こちらの常識を軽々と飛び越えてくる武藤さんの思考回路。正直、ついていくのは大変です。でも、これだけ不可解だと、もはや何を言われても笑えてくるから不思議なものです。この「理解不能な会話」こそが、日常のささやかな楽しみ。武藤さん、今日も斜め上のやり取りをありがとう。