偽善な太陽より、冷たい北風になりたい -7ページ目
2020-08-13 00:26:21

米原(よねはら)山神社その1

テーマ:高滝神社



8/3記、高滝神社その4で書いた、市原米原地区の山神社に行ってきた。


「高滝神社とその周辺」に紹介されていた米原・山神社の添付写真と違っていた。
写真は明らかに山神社でない。違う神社のようだ。



実際の米原・山神社の木鼻彫刻の写真2枚。


麓の民家を訪ねてみたところ、お父さんがいて、山神社詳しかった。
ヒアリングすると、山神社製作は「初代波の伊八」の孫弟子(三代目波の伊八ではないようだ)が宮大工の棟梁だったようだ。
龍の欄間、唐獅子の木鼻彫刻は波の伊八の孫弟子作。
また、木鼻彫刻も高滝神社の木鼻彫刻より劣ると感じるので、高滝神社は米原・山神社を参考としたという仮説は崩壊。





「高滝神社とその周辺」の米原・山神社の木鼻彫刻と紹介されている写真。


2020-08-12 00:32:06

チバニアン(千葉時代)の地層

テーマ:ブログ
市原名物チバニアンの地層に行ってきた。

77万年前から12万年前まで、今現在の地磁極(北がN極、南がS極)と逆地場時代だったようだ(地層に含まれる鉄分の弱磁力から特定できるようだ)。

その地層が見やすい部分が、養老川河原、市原田淵地区にある。

丁度、77万年前に噴火した岐阜・御嶽山の火山灰が地層の切れ目で分かりやすい。御嶽山の噴火は、地磁極逆転の直接の原因ではないようだ。

見てもよくわからないが、





赤が現在と同じ地磁極の地層(カラブリアン)、御嶽山の火山灰、黄色が77万年前~の地磁極チルド部分、緑が~12万年前の逆転地場部分、その上が現在と同じ地磁極地層。

と、この日いた員ふるさと文化課の市役所職。

市広報記載の内容と違う(赤部分をチバニアンと記)。


また、面白いのが養老川の河底が70年前の地層で、よく見ると貝などの化石がある。


白いのが、貝の化石。

2020-08-06 02:28:03

高滝神社その6(右側彫刻その1)

テーマ:高滝神社
右側木鼻彫刻は、

1番目、茶色、獏。




看板に隠れてよく見えないが、
番目、赤色、唐獅子、
左足に玉持っている。




番目、金色、唐獅子、



番目、黒色、獏、
5番目、黄色、麒麟、
6番目、青色、麒麟、
7番目、白色、獏。


4-7番目は、対となっている。


色は、やはり、去年の改修塗り直しで、適当?
2020-08-04 01:19:06

高滝神社その5(左側彫刻その2)

テーマ:高滝神社

高滝神社拝殿正面の左側に左から5番目以降。

5番目、黒色、顔長く、牙あり、爪、故に、獏。
6番目、黄色、一本角、蹄、麒麟、
7番目、青色、6番目の同じ、麒麟、
8番目、白色、5番目と同じ、獏。
5-8まで、左右で対となっている。

9番目、黒色、唐獅子、
10番目、緑色、鼠。

2020-08-03 00:18:08

高滝神社その4(木鼻彫刻は、初代波の伊八作?)

テーマ:高滝神社
昭和55年発行の「高滝神社と氏子」によると、龍、波の欄間は、初代波の伊八作という記述があるそうだ。
本殿にある木鼻彫刻に関しては、誰作成か記載がない。


高滝神社とその周辺(1997年刊、市原市地方史研究連絡協議会著)添付写真によると、市原市南東部にある米原(よねはら)(高滝神社の10キロ南東)の山神社の木鼻彫刻は、高滝神社のそれに非常に似ている。初代波の伊八作の木鼻彫刻と記録があるようだ。


米原、山神社の獏、唐獅子の木鼻彫刻。


どちらも同じ本殿外側柱に雨風が当たる場所にあるのに、米原山神社の彫刻と高滝神社の彫刻と劣化しかた、傷み具合が違いすぎる。


高滝神社の唐獅子、獏の木鼻彫刻。


初代波の伊八が1751年生まれ、1824年没、江戸中期から後期にかけて、房総地域で活躍していた欄間が得意な宮大工。こちらで知り合った友人の実家の欄間も波の伊八作(初代から五代までいるが、何代目作か不明)。

高滝神社の山鼻彫刻は、昭和初期に波の伊八の彫刻を真似たものと推測。






2020-08-01 23:48:46

閑話休題(それはさておき)

テーマ:ブログ

千葉のソウルフード、味噌ピーナッツ。

千葉の給食には、パン用、御飯用に小さなパックがつくようだ。

ホテルの朝食バイキングにたまに持ち込んで食べている。




2020-07-31 00:41:32

高滝神社その3(左側彫刻について)

テーマ:ブログ
高滝神社拝殿正面の左側に右から1、2と数字をふっていく。
添付写真は、5-8。

彫刻の色は、5黒、6黄、7青、8白。

この壁面で外の5、8内の6、7が対の同じ彫刻となっており。

5、8の動物は、鼻が長く、牙があり、足には爪、腹に鱗。
故に、鼻が象、目が犀、尾が牛、足が虎な動物、獏。

6、7の動物は、耳があり、歯があり、足には蹄、腹に鱗、一本角。
故に、顔が龍、馬の蹄、牛の尾を持つ動物、麒麟。

20200822訂正。


2020-07-30 00:26:32

高滝神社その2(彫刻の種類について)

テーマ:高滝神社
拝殿の彫刻がいつ掘られたか、まだ調査未だが、江戸時代以降掘られた仮定する。

当時の動物の彫刻としては、

二代目中国本土から来た寺院にも十二支の彫刻など伝来したものも多い(この場合、亥は豬でなく豚)。

また、架空の動物である、龍、獏、鳳凰、麒麟、蜃(気を吐く龍)、唐獅子(インドライオンがモチーフであるが)。

日本にはいない動物、虎、豹(虎の雌と思われていた)、象(8代吉宗時代に長崎から江戸中野に移動)。

そして、千葉県、上総地方の宮大工には日光東照宮の彫刻群の素晴らしさは伝わっていただろう。

東照宮には14種の動物の彫刻がある。家康の干支は虎、子、二代目秀忠は兎、三代目家光は龍。
また、家康の墓を守っているのが、猫。

これらが、真似て、彫られている?


写真の黒の彫刻は、獏と推定。
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調査後、大幅に加筆訂正の可能性があります。



2020-07-29 01:54:42

高滝神社 その1(拝殿正面阿吽唐獅子)

テーマ:ブログ
正面拝殿前には上から鬼の彫刻、龍の欄間、狛犬(唐獅子)の彫刻がある。
 
左から、銀の阿、金の吽、金の阿、銀の吽。左右とも、中心を向かっている。
 
通常、右が阿で、左が吽なのに?
 
また、元の色は、朱しか塗ってないようだ。
 
 
 
去年の遷宮塗り替えで、現場監督の趣味。
 
 
 
(資料調査で、上記文章内容は変わる可能性があります。)
2020-07-27 05:14:34

市原@千葉

テーマ:高滝神社

7/12から8/末まで、長期出張となった。市原@千葉。初めてではないようで、小湊鉄道に乗るためだったり、養老渓谷(not岐阜)に紅葉見るために、ツアーで何度か、来ていた。

滞在ホテルのある駅、五井駅。周り何もない。居酒屋かキャバクラ(千葉では、スナキャバというらしい)しかない。

でも、ありました、市原キラーコンテンツ。初めて日本の地名が採用された地層年代期、チバニアン。

一度、行ったが、川沿いの遊歩道、増水で、地層そのものは、いけなかったが、滞在中に、リベンジを。

その時の帰り道、立ち寄った高滝神社。その彫刻に惚れました。

まあ、少しずつ、高滝神社を調べたい。