バイト先で一緒に受付をする大学生の男の子が、


必ず靴を揃えて脱いでいて。




その揃った靴を見て、

毎回癒されている自分に気づく。




これって何なんだろうって、しばらく考えていたけど、


その子がその子自身に持っている敬意なのかもしれないって思いました。




人が持っている敬意に触れると、自分自身のそれを思い出すから、

癒されるのかもしれない。







そうしたらふと、

どこまでも何に付けても丁寧だった、亡くなった祖母を思い出しました。




そんなの適当でいいじゃん、ってよく思っていたけれど、


あれは、祖母自身の敬意が現れていたんじゃないかと。







適当でいいことなんか、この世には一つもないのかもしれない。







それを見せてくれていた祖母に、


今になって気付き、癒される。








“適当でいいことなんか、この世には一つもないのかもしれない。”








どれだけ雑に生きてきてしまったんだろう。









私もいつか、私が癒されたように

誰かを癒やすことがあるかもしれない、


そんな希望と共に。











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