地元の友達から、旭川に面白い動物園があると聞いたのは何年前だったろうか?いまや北海道観光の定番スポットで、外国人まで多く訪れる様になりました。
旭川市のはずれの小高い山(旭山)にある動物園です。けっして動物の種類や数が多かったり、最新設備を持っているわけでは無く、どこにでもある様な小さな動物園がなぜ年間100万人以上も訪れるまでに?
従来の動物園では動物の姿かたちを見せる展示スタイル「形態展示」だったのに対し、旭山では動物本来の行動や能力をみせる「行動展示」と、それに加え、できるだけ自然の姿でみせようとする「生態展示」の要素を取り入れたのです。
水槽のなかに水中トンネルから、水中を飛ぶように泳ぐペンギンが見られたり、
見物客がかこむ筒状のトンネルをあざらしが行き交ったり、
プールの一部に窓をつけ、白クマがダイブしたり、泳ぐ様子が見られたり、
本来、森の木の上で生活するオラウータンが地上17mの高いところを綱渡りしたりなどなど。
決して見世物ではなく、動物の本能をうまく引き出し、生き生きと行動しているところを見てもらおうという姿勢が伝わってきます。動物達への深い愛情も伝わってきます。動物たちもそれに応じるかの様に生き生きと輝いています。
入園者は動物の本来の姿に触れ、元気をもらうと同時に生命の尊さをきっと感じているんだと思います。遠い国から来た動物達よ、いつまでも元気でありますように。