日産リーフの極寒地である、北海道道東での厳冬期対策でリーフの走行用バッテリーを

収めている金属ケースの下部にシートヒーターを張り付けて、バッテリーの温度が下がるのを

食い止めて、電費、充電時間の効率が下がるのを食い止めようと日々実験をして、

ある程度効果が確実に出てきましたので報告させていただきます。

 

おさらいになりますがヒーターの仕様です。

100V・60Wのシートヒーターを3枚取り付けています。

ヒーターの稼働時間ですが、夜9時から朝7時までの10時間になります。

 

最近の10日間の最高気温が平均-2度 最低気温が平均-14度になります。

寒いときには-18度まで下がりました。

 

☆結果は確実に効果が出ており、大変有効と思われます。その理由を下記に

  箇条書きにさせていただきます。

 

1: 去年の今頃のデーターを見ますとリーフに乗車したときのバッテリー温度が

   1~2メモリでしたが、ヒーターを稼働してから4メモリを維持しております。

 

2: 電費ですが、去年にはほとんどエアコンを使わないようにして運転をしておりましたが

   今年はエアコンを使って運転をしているにもかかわらず、電費は享年より少し良い

   状態が続いています。

 

3: 昨日、急速充電をいたしました。昨年の今頃はバッテリー残メモリ3~4の状態から

  80%まで充電するのに45分から60分かかりましたが、昨日80%まで

  15分~20分で90%まで30分で充電が完了しました。これには大変驚き、

  日産の人も驚いておりました。試乗車を80%充電するにも今の時期は60分必要

  になったとの事で、この事案から効果の確証を得られました。

 

4: リーフ走行時にはもちろん、バッテリーヒーターを作動することはしておりません。

  そのことでひとつ不安材料がありました。走行しているときにバッテリー温度が下

  がってくるのではないかと?

  この不安も最近の走行で払拭されました。外気温が-6度~-3度まででは確実に

  走行時にはバッテリー温度は上昇傾向にあります。というのは乗車したときには

  バッテリー温度が4メモリだったのですが、走行が終わった時には5メモリに

  なったことが数回ありました。もちろん、走行終了時の外気温が-6度~-3度です。

 

5: まだひとつ不安材料があります。これはバッテリーヒーターを作動することによって、

  バッテリー本体に悪影響を及ぼさないかということです。これは、まだ確認するには

  至っておりませんが、推測では影響はないように思われます。それは、ヒーターの

  設置場所がバッテリー直ではないので、短時間での温度上昇や下降があまりないと

  思われるからです。 しかし、確証は得られておりませんので、来春に点検して

  もらってまたこのことは報告させていただきます。

 

 

☆ 以上の事から大変バッテリーヒーターは有効だと確証を得られました。厳冬地でリーフ

  を乗られている方には大変お勧めいたしますが、あくまで私個人で勝手にしていること

  なのでもし、実行される方がいらっしゃるなら自己責任のもとでしてください。

  あと、本州でのバッテリーヒーター取り付けはこちら北海道道東と違い工夫が必要

  になると思います。

  その理由は夏の暑いときにはヒーターがバッテリーの放熱を妨げる可能性があるからです。

  バッテリー本体は気温が低いときよりも高いときの方が劣化があるらしいのです。

 

文章が下手でわかりにくいと思います。すいません。疑問、質問等がある方は、どしどし

メッセージ・コメントをくださいまし!!

 

 

最後に日産自動車様へ

 

リーフ寒冷地仕様にぜひ!一度バッテリーヒーター類の事を考えていただけないでしょうか?



電気自動車と田舎暮らしの日々
走行前 バッテリー温度が4メモリ 外気温-10度



電気自動車と田舎暮らしの日々
走行後 バッテリー温度5メモリ 外気温-3度