その後も、私は、どうやってもっと多くの人を救ったらいいのか悩んでいました。
苦しくて、苦しくて、ハイヤーセルフにたずねると、ネズミの回し車のヴィジョンが浮かび、『もう、そろそろ回し車から出なさい』と。
その1ヶ月くらい後、段階的に、いくつかのきっかけになる出来事があり、私は『目覚め』ました。
今まで真剣に生きてきたこの現実世界も、チャネリングでつながっていたスピリチュアルな存在達も、自分さえも、全て幻想なのだと気付いたのです。
1ヶ月くらい、涙が止まらず。
あんなに頑張って来たのに…。
限界まで引っ張ったゴムが切れるような、そんなショックだったと思います。
その2ヶ月後、スターシードkuさんのセッションを受け宇宙から直接来てる、地球に来ても転生しないで帰るタイプのスターシードだと判明します。
kuさんから
『そんなボロボロになるまで、自己犠牲して、人のために生きてはいけない。自分の喜びのために生きなければ』と強く言われて。
『いえ、まったく自己犠牲なんかしていません。
人が苦しんでいると自分が苦しいから、自分のために、自分の心の痛みを取りたくて、人助けをしていたんです。
自分のためです。
自分の喜びのためです。』と反論し。
そこから長い時間をかけて、kuさんのレクチャーが始まりました。
シリウス系の人は、繋がっているのが普通だから、自分と人との境目が薄いので、同情して波動を落とし過ぎる特徴があるのだそうです。
私は特に重症で、ドクターストップのように、波動が上がるまで、エネルギーが満ちるまで、人に力をあたえてはいけない、セッションなんて、とんでもないと止められました。
そこから、私は、活動1年でヒーリングサロンもブログも辞め、しばらく自分の癒しに専念することになるのです。
今、振り返って、ハイヤーが言うには、そうなったのは、私がおかしかったからではなくて、むしろ、地球の方がおかしかったのだと。
酷すぎた、というか。
宇宙とは逆さまの世界。
私達のような宇宙のスタンダードを知るスターピープルの心で地球を見てみると、地球の人って、血の池地獄の中で『いい湯だな♪』って歌ってるようなもんなんです。
耐性があるから、どれだけ、ひどいか気付いてないだけで。
ある国で常識的に行われている蛮行を、その『常識』を知らない外国人ジャーナリストが大事だと騒ぐことで、初めて、その国の人々が自分達のやっていたことがおかしかったと気付くように。
同じ『常識』を共有していては、誰もそのおかしさに気付けないし、普通なんだと洗脳されていくんです。
私達のような宇宙から来てるスターシード達は、そのピュアな宇宙感覚のままに、『この地球の常識はおかしいぞ』って騒ぐ必要があったのです。
(声に出さなくても、思うだけで良いんだけど)
そして、そんな逆さま地獄の中で、必死に騒いで、なんとかしなければと、ピュアな意識のままに奔走した事実を、地球のアカシックに刻まなければいけなかったのだそうです。
そうしないと、いつまでたっても、地球人だけでは、地球の集合意識を変えることはできないのだと。
私がやったことは、普通の目から見た時に、ちょっとおかしいくらいのことかもしれませんが、私はそれをやり切る必要があったし、それをやり切れる人は、他にいないから、わざわざ宇宙から来ているわけです。
私は宇宙の巫女ですから。
『宇宙の祭壇』と言われる、アルター星の巫女だった魂ですから、良くも悪くもちょっと半端じゃないわけです
何十年、何百年先になるかわからないけれど、私が地球のアカシックに刻んだものが、地球の宗教界、スピリチュアル界に何かの影響を与えていくのかもしれません。
これは、私だけに限ったことではなくて、多くのスターシードが、分野は違っても、みんなそれぞれ、その人しかできないことで、地球の集合意識に貢献していたわけです。
今まで、ディセンション時代に、この世界の『おかしさ』の中で苦しんだことで、もう、その役割を立派に果たしたと言えるでしょう。