ikueさんのインスピレーションアートのセッションを受けたのは5月末のこと。



お互い、以前すずけんさんの講座を受けていたこともあって、なんとなくYouTubeとかでは見て知っていたけど、話すのは初めてで。



とても懐かしい感じで、同じ宇宙船乗ってたよね?修道女の頃、一緒だったよね?みたいな。




いろいろ話して、ちょっと深い話になっていき。




『絵を描いてあげた人に喜ばれるような、光あふれる美しい絵を』というikueさんの愛。




けれど『私の絵には、光も闇も描いてほしい。心の森羅万象を描いてほしい。どれだけ時間がかかってもかまわないから、ikueさんの真実を描いて』と。




『その絵がikueさんから私への、本当のセッションになるでしょう』と。




どんな絵になるのか、わからない。
闇も描けと希望した以上、あまり嬉しくないようなダークな絵になるのかもしれない。




けれど、その先を見てみたい。





そして、先日、思いがけず、絵の完成のお知らせのメールがきて。




驚きました。



『私だ』と。






もちろん、美しく描いてもらってはいるけれど、私は自分の若かった頃、髪が長かった頃も知ってるから、これは紛れもなく『私』だとわかります。



それ以上でもそれ以下でもないくらい、『私』なんですよね。



『あー、こんなにも私は私なんだ〜』という。




その直球のようなシンプルさに、降参せざるを得ないというか。
時間をかけて向き合ってもらった甲斐あって、ikueさん、ホントにいい仕事してきたな〜と(笑)






絵を見てハートが喜ぶような気持ちと、あまりにも『私が私』であることに、エゴが戸惑うような感覚を同時に味わって。





数日間、そんな自分を見つめていました。





私は何を期待していたのだろう?と、私に問いかけてくるような絵。




何かもっと、ストーリー性のあるような、過去世や未来の自分とか、守護存在の姿とか、自分の知らない自分みたいなものが、何かまだ他にあるんじゃないかと。




 
つくづく私のエゴは、まだ、幻想を楽しみたかったんだな〜と。




朱塗の美しい鳥居を抜け、静かに佇むお社の奥に、美しく尊い光の神様がいるのではないかと。


 
そんな、この地球独特の三次元の幻想世界、ロールプレイングゲームのような世界をまだ体験していたかったのだな〜と。




けれど真実は、お社にあるのは『鏡』だけ。
そこにうつるのは『自分』だけ。




ikueさんの絵が、私をうつす『鏡』のように、幻想を打ち砕いてゆく。





ikueさんと事前セッションの時に話してたけど、私達スターシードにとっては、この一回一回の人生が、本当に貴重な地球体験だから、簡単に目覚めたくないし、気付きたくない。




私も、そうとうネバってきて、最近はやっと諦めがついて来たのかと思ってたけど、まだまだ幻想を楽しみたかったんだな〜と改めて気付かされました。
お互いに『鏡』のように、気付き合った私達。





いつも、一回きりの地球体験。
もっと幻想世界を楽しみたいけれど、時間が来るとハイアーによって目覚めさせられていく私達。




そんな目覚めの『切なさ』を共有できる仲間がいることは、嬉しいことです。
『スターシードあるある』かもしれないですね。




けれど、その切なさの先に、魂の真実の歓びがあることを知っているから、私達は何度でも何度でも目覚めていくのでしょうね。




ikueさん、ありがとう。
この地球で、また出会えてありがとう。
唯一無二の、素晴らしい絵をありがとう。
素晴らしい『私』をありがとう。