1月は連日の雪かきでブログネタが無いとご無沙汰していましたが
月末31日に大事件が発生しまして


突然ですが、私は未亡人となりました。


つまり、
夫が急逝いたしまして、
怒濤の葬儀で人生初の喪主を経験しました。


以下は私の防備録です。

1月31日は月曜日。
前の週からの大雪で疲労から喘息症状が悪化した私の代わりに連日の雪かきを頑張ってくれていた夫。
この日も大雪で、朝6時頃から雪かき作業をしてから娘が出社するのを見送って一息。
汗をかいていたので全身着替えさせて、一緒に朝食を食べ終わったところに
娘から途中の道路が視界不良なので出社を諦めて家に戻るとラインが入った。
「じゃあ、○○娘が車を止めやすいようにまた雪かき作業だな。」と云うので
「疲れてしまうし、やらなくても大丈夫だよ。」と止めてコーヒーを渡した。
「そうか、じゃあそろそろパソコン立ち上げるか。」
その声を聞いて私はトイレへ。

ほんの数メートルのトイレに入ってすぐに不穏な声とアーサーの吠える声がしたので飛び出して見ると
夫の姿は無く…。
あった見ると床にうつ伏せに倒れていた。
とっさに仰向けにして気道確保をして声をかけすぐそばの家の電話から救急車を要請して、電話の中の声に従って心臓マッサージをした。1,2,3,4,5!を繰り返しながら片手は口の中に入れて気道確保。何度か息を吹き返してくれたので助かるかと必死だった。
もうすぐ救急隊が着くので犬をしまってと云われて二匹を奥の部屋に閉じ込めて、猫をゲージに入れてた。みんな状況が判るのか素直に従ってくれたのでものの1,2分で終わった。
また、気道確保しながら心臓マッサージ。
吹雪で救急車はなかなか来ないが必死に続けてやっと玄関から救急隊入ってきて
「奥さんもう大丈夫だから離れて!」と云われて救急隊と交代するとすでに警察も到着。搬出しやすいよう玄関の内の引き戸、玄関フードの引き戸を外した。
そこに娘が帰宅した。
「奥さんバック持って救急車に乗って!」と云われて
後は娘に託して救急車の助手席に座らされた。

後は後部の様子も見えない
まま。
吹雪でホワイトアウトの中を走る救急車。
病院に着くと夫の主治医の先生がたまたま当番で看てくれた。
後は任せるしかなく。


しばらくして、呼ばれた時にはもう

臨終を告げられ、急いで娘と息子に連絡。

程なく息子と娘も到着。


義母と義兄に知らせないとと数年ぶりに電話をして夫を先立させた事を詫びた。




その後葬儀屋を決めて早く運んで下さいと云われた。
どうしたものかと迷う時間もない。
検索エンジンで出てきた葬儀屋にお願いしたが
市内の葬儀会場はどこもいっぱいだという。
札幌市内の会場まで運ぶと云われたが
余りに急に亡くなり知らない処にというのも可哀想で一旦自宅安置にして貰った。しかし、大雪のせいで車が来るまでまだ4時間以上待たされる。息子と娘には先に自宅に戻り部屋を整えて貰うことに。
看護師の交代もあるのでと私だけ病院の待合室で時間を潰し、やっと葬儀屋さんに運んで貰って自宅へ。


それから一睡も出来ないまま、友引を挟んで葬儀。
市内の葬儀会場は使えず札幌市内の会場。
火葬場も満杯なので里塚まで遠征。

質素に家族葬で、無宗教でという本人の希望。

しかし、

義母と義兄はご不満な様子。

葬儀屋さんが引く程の圧を説得して何とか。

会社関係もコロナ禍でもあるので家族葬で、ご香典はご遠慮しますとしたが、葬儀会場には驚く程の花が届けられ、お参りにいらした方は職場代表で数十人分のご香典が届けられた。

葬儀、火葬の日もまたまた大雪!



火葬も混んでいて空き出来たら入れて貰うというシステムで慌ただしく。

コロナ禍のせいなのか?

大雪のせいなのか?


ともかく怒濤のうちに夫はスリムになって自宅へ帰る事が出来ました。



葬儀の後は二晩徹夜で返礼品と手書きの領収書の用意をして遠い会社へ送ったがまたしても大雪でいつ届くのか。(-ω-;)



ここまで雪かき作業をしないと車を出せないので毎日雪かき!



やっと葬儀が終わると過度のストレスとお香の煙に息子と娘も喘息が出てきて、私も息も絶え絶え。

健康保険証を返す前ギリギリに病院へ行って皆で喘息の薬を貰いました。

目を閉じるとフラッシュバックで寝られない私は人生初の睡眠導入剤。

お陰でやっと一日4,5時間寝られるように。


一週間経ってそろそろ事務的書類も届き、毎日クラクラしながら今に至ります。



犬散歩為ないと、とは思っているけど体がついていかず。


ともかく、定年目前

これから楽して、楽しむ事を計画していたのにすべて消えて

不憫で仕方ないのですが

くよくよしても悲しませるので

これからは息子と娘に心配かけないようにしながら

私らしく暮らしていこうと思います。


長くなりましたが、

これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。