いよいよ風邪の流行も最盛期らしく、あちこちでノドが痛かったり咳が出たりという声を聞きます。


大至急の対策が必要かと、ハーブ名のみ紹介します。

『ハーブティバイブル』では以下のように分類されています。


ノドに関する症状

・ノドの痛みには・・・・エルダー、ゴールデンシール、

            タイム、ビルベリー、ラベンダー

・ノドの炎症には・・・・エルダー、タイム、ビルベリー、

            マシュマロウ、ラベンダー

・気管支の炎症には・・・エキナセア、ヒソップ、ペパーミント、

            ホアハウンド、マシュマロウ、

ラングワート、ローズマリー      

・気管支の痙攣・・・・・ローズマリー

・気管支を拡張させる・・グリーン(緑茶)、タイム

・咽頭炎・・・・・・・・フェンネル、ペパーミント、

            マシュマロウ、ラベンダー

・咽頭の炎症・・・・・・イェルバサンタ、マシュマロウ

・呼吸器系の不調・・・・アイブライト、ゴールデンシール、

            タイム、ヒソップ

・咳には・・・・・・・・アニス、エルダー、スリッパーエルム、

            ペパーミント、レッドクローバー、

            ワイルドチェリー

・喘息・・・・・・・・・イェルバサンタ、イチョウ、

グリーン、タイム、ネトル、

パセリ、ヒソップ、      

            フィーバーフュー、プラテーン、

            ラングワート、レモンバーム

・扁桃炎・・・・・・・・エルダー、セージ、タイム、


鼻に関わる症状

・ノドと鼻の粘液に・・・エルダー、カモミール、ゴールデンシール、

            ヒソップ、フィーバーフュー、

            プラテーン、ホアハウンド、ローズヒップ

・鼻の感染症・・・・・・ゴールデンシール、タイム、

・鼻づまりには・・・・・タイム、ヒソップ、ペパーミント

・花粉症には・・・・・・エルダー、タイム、パセリ、アイブライト


エルダーとタイムは大活躍です。


北のミントの庭だより

エルダーElder() 学名:Sambucus nigra 和名:セイヨウニワトコ

数種のフラボノイドを含有し、発汗、利尿、抗アレルギーの作用があるといわれて、

風邪、インフルエンザの初期症状、花粉症どのカタル症状の効果があるといわれている。

ティーは単独または、ペパーミントやリンデンなどとブレンドして用いられることもあります。特に、リンデン()との組み合わせで発汗作用が期待される。

用法:ティースプーン山盛り2杯(3~4g)に熱湯150ccを注いで、フタをして5分間抽出したものを1日数回(特に午後に、温かいうちに)服用する。


タイムThyme() 学名:Thymus vulgaris 和名:タチジャコウソウ

精油成分にチモール、カルバクロールなどのフェノール系精油成分を含んで強力な抗菌作用を示します。また、フラボノイド、サポニンが鎮痙作用をし、鎮咳、去痰作用を発揮します。気管支、上気道カタル、咳に効果があるといわれています。

去痰作用のある他のハーブ(アニス、マレインなど)と併用するとよい。

用法:ティースプーン山盛り1杯(1.5~2g)に熱湯150ccを注いで、フタをして10分間抽出したものを1日数回服用する。



また、粘液ハーブといわれるウスベニアオイや

マシュマロウもノドの痛みや炎症に穏やかに作用します。

特にマシュマロウは冷浸出液が効果的なので記しておきます。


北のミントの庭だより

マシュマロウ(アルテア)Marshmallow 学名:Althaea officinalis

和名:ウスベニタチアオイ 粘液質(でんぷんと多糖類)、フラボノイド、フェノール酸を含み粘液が粘膜に潤いを与え、刺激から守り気管支炎などの炎症に使われています。

ほかのハーブティーに混ぜてとろみを持たせて飲む他、単体でも使われます。

用法:ティースプーン山盛り1杯(3g)に冷水150ccを注いで、時々かき混ぜながら30分間放置したものを1日数回服用する。服用前に軽く温めて飲む。

*冷浸出は熱湯で抽出すると粘液質いがいのでんぷんも溶出してしまうため。

うがい液で使う時がこの限りではない。




ノドの症状は水分をたっぷり摂って温かくして、安静に。
刺激のあるものは避けたほうがいいですよ。お大事に。







尚、これはあくまで民間療法の一端であり、個人の体質やコンディションなどでも効果はかわり、当人の健康に障る可能性もあります。

万一、そのような事がありましたら医療の専門家にご相談ください。


あくまで、ハーブは自己の責任において正しく利用して下さい。

当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください













引用 『ハーブティバイブル』ヴイクトリア・ザック著 『メディカルハーブの事典』林 真一郎著