風邪かもという悪寒の時に温かいティーで体を暖めるハーブはいかがですか?
飲んで体を温め、風邪に立ち向かうハーブ
:シナモンCinnamon(樹皮) 学名:Cinnamomum verum、Cinnamomum zeylancum
和名:セイロンケイヒ、セイロンニッケイ
樹皮の精油には桂アルデヒド、オイゲノールという強力な抗菌作用、抗真菌作用、抗ウィルス作用を発揮し、消化機能を促進して血液循環を高める。
用法:ティースプーン1杯(約1g)に熱湯150ccを注ぎ、フタをし10分間抽出したものを1日2~3回、食間に服用する。
(シナモンアレルギーの人に禁忌。)
:ジンジャーGinger(根茎)学名:Zingiber officinale 和名:ショウガ
精油成分や辛味成分のジンジャロールやショウガオールが消化機能促進をして体を温める。
用法:ティースプーン1/3杯(約1g)に熱湯150ccを注ぎ、フタをして5分間抽出したものを1日数回服用する。
(胆石のある人は注意。)
:ジャーマンカモミールGerman chamomile(花)学名:Matricaria Chamomilla
和名:カミツレ
消炎成分のカズマレンやα―ビサボロール、マトリシン、強力な鎮痙作用を発揮するフラボノイドなどを含有している。冷え性以外にも消炎、鎮静、鎮痙、駆風の作用で幅広い薬効を示す。
用法:ティースプーン山盛り1杯(約3g)に熱湯150ccを注ぎ、フタをし5~10分間抽出したものを1日3~4回、食間に服用する。
(キク科アレルギーの人は真性にジャーマンカモミール以外ではアレルギーが起こることがあるので注意する。)
*第7改正日本薬局方では消炎、発汗、駆風剤として常用量1回5g、1日3回と記載されている。
:リンデンLinden(花、葉) 学名:Tilia europaea 和名:セイヨウボダイジュ
フラボノイドとフェノール化合物を含有して発汗作用があり、鎮静、利尿作用も有る事から風邪やインフルエンザに用いられてきました。
発汗作用の他に、利尿、鎮静、鎮痙、降圧があり、精油成分の芳香で心身の緊張を和らげ不安や興奮を鎮めるハーブです。外用には保湿、柔軟化作用でも使われます。
用法:ティースプーン山盛り1~2杯(約2~4g)に熱湯150ccを注ぎ、フタをし5分間抽出したものを1日数回、特に午後に服用する。できるだけ、熱いうちに服用する。
(ドイツの小児科では風邪のひき始めにリンデン4対ペパーミント1の割合でブレンドしたティーが処方されているそうです。)
:アンゼリカAngelica (根)学名:Angelica archangelica 和名:ヨーロッパトウキ
含有成分のアンゲリシンなどが有効に働き、発汗、利尿作用をもち体を温めるので冷え性に効果があるといわれている。また、気力、体力の低下の時に回復を助けるといわれる。
用法:ティースプーン山盛り1杯(約2g)に熱湯150ccを注ぎ、フタをし10分間抽出したものを1日数回、食前30分に服用する。
(胃および腸の潰瘍の人に禁忌。妊娠中使用しない。)
:ヤローYarrow (地上部) 学名:Achillea millefolium 和名:セイヨウノコギリソウ アズレン前駆物質を含む精油と苦味質、フラボノイド類を含有。鎮痙、利胆、抗菌作用。
発汗、消炎、止血、通経作用が言われている。
英国ハーブ薬局方では内服での適応症として風邪や胃腸の不調をあげていて、特に熱の出る風邪に効果があるといわれている。また悪寒には外用でも腰湯などで使用する。
用法:ティースプーン山盛り2杯(約3g)に熱湯150ccを注ぎ、フタをし10~15分間抽出したものを1日3~4回、食間に温かいうちに服用する。
(妊娠中使用しない。)
尚、これはあくまで民間療法の一端であり、個人の体質やコンディションなどでも
効果はかわり、当人の健康に障る可能性もあります。
万一、そのような事がありましたら医療の専門家にご相談ください。
あくまで、ハーブは自己の責任において正しく利用して下さい。
当方は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
参考,引用 『メディカルハーブの事典』、『ハーブティーバイブル』、
『ハーブ&スパイス館』、『ハーブバイブル』、ほか