毒親と精神疾患の因果関係 | 毒親考察日記

毒親考察日記

思ったことを整理して捨てる

毒親と精神疾患の因果関係

 

 現在、世間一般で親と言われる対称の年代は多くは30代以上の世代を指します。

 

 現在の医療は昔と比べて高度化・細分化されている為、今産まれてくる子供達に例えば軽度の精神疾患があった場合、割と早期の発見・治療(ケア)が行われるのは周知の事実です。

 

 しかしながら、今の親世代(特に40代以上)が子供の頃は特に精神的な疾患に関しては今と比べて十分なケアがされていませんでした。

 

 【主な精神疾患の一覧

  • うつ病
  • ADHD.
  • 適応障害
  • ASD.
  • 双極性障害
  • パニック障害
  • 自律神経失調症
  • HSP.

 即ち、今の親世代に上記の疾患が仮にあったとしても子供の時から適切なケアがなされず、そのまま放置されているケースが多いと言う事です。

 

 私も自分の経験上、「毒親とはそもそも話し合いは成立しない」「逃げるのが先決」と自分の中で整理していましたが、ひょっとすると何かしらの精神疾患を罹患している場合もあったという事を付け加えておきたいと思います。

 

 昔は、精神疾患という言葉に関しては世間の目はとてもナーバスでした。今では完全に放送禁止用語になりましたが

 

精神疾患=キ◯◯イ

 

というのが世間の常識だったからです。つまり、差別化です。

 

 自分の子供の行動がどう見ても異常だったとしても認めたくない親の気持ちも当時はあったでしょう。また、生まれつきではなく生活環境による後発的な疾患もあります。

 

 精神疾患を細分化する事は全体的な国家としての視点で見ると良くない事かもしれません。人口の増加や経済活動にとっては恐らくマイナスに働くでしょう(その代わり防げなかった犯罪を減らす可能性もありますが、人口が減ったら結局同じ事です)

 

 しかしながら、パーソナルな視点で見ると自分の親、または対称的に子供に精神疾患があった場合、単に毒親・毒子と揶揄する事無く、1歩引いて向き合うことが出来たかもしれません。

 

本日はここまで。