GW真っ最中ですが、楽しんでいらっしゃいますか。もうすぐこどもの日という訳で、当ブログこどもの日恒例の「キッズ・シンガー」特集の時期がやって来ました。今回は、一人に絞れなかったので二人紹介しますが、まず最初に紹介するのは、その美しいボーイ・ソプラノと可愛らしいルックスで1970年代初頭に世界を魅了したイギリス・スコットランド地方出身のニール・リードです。彼の代表曲である「ママに捧げる詩」は日本でもヒットしたので、一定の年齢以上の方なら覚えている方も多いのではないでしょうか。短調の物悲しいメロディーで始まり、サビに向けて明るくなる、スコットランド民謡を想わせるこの曲は、どこか憂いを帯びた彼の歌声に良く合っており、シンプルでありながら聴く者の心を掴んで離さない名曲です。今月は、母の日(イギリス等英連邦では3月ですが)がある事もあり、その点でも5月向きの歌だとも言えます(笑)。

 

ママに捧げる詩[EPレコード 7inch]

 

次に紹介するのは、イギリスの視聴者参加型オーディション番組から登場し、12歳とは思えない大人びた歌声で大ヒットブロードウェイ・ミュージカル「ウィキッド 」の難曲を堂々と歌いこなし、聴衆は勿論の事、視聴者をもアッと驚かせた新星・ボー・ダーモットです。改めて動画を見直してみても、こんな難しい曲をこの年で堂々と歌いこなしてしまうとは、「凄い!!」の一言に尽きますね。おーっ! パワフル且溌剌としたよく透るミュージカル向きの声の持ち主でもあり、将来が非常に楽しみなキッズ・シンガーです。この番組に出演した翌年の昨年、13歳でデビュー・アルバムをリリースしプロ・シンガーとしてのデビューを飾りましたが、得意のミュージカル・ナンバーやディスニー・ソングを中心に収録した同アルバムは、彼女の持ち味を存分に生かした一枚となっています。

 

Brave

Wicked

 

前回紹介した記事でアバの曲が出てきたので、今日は、その『ダンシング・クイーン』を紹介します。

 

ABBA 40/40~ベスト・セレクション

スウェーデン出身の二組の夫婦から成るグループ・アバが、1976年に発表し、翌77年にかけて世界中でヒットしました。のっけから、ノリノリのメロディーに合わせた「音符You can dance. You can jive.」という印象的な歌詞で始まるこの曲は、ディスコやクラブ等は勿論、カラオケやBGMの定番として誰もが一度は耳にした事のある、洋楽を代表する一曲なのではないでしょうか。70年代後半の所謂ディスコ・ブームに乗った形で、前述の通り世界中で大ヒットを収め、発表から40年以上が経つ現在でも老若男女に愛されています。夏らしい天気が続いているので、青春時代を思い出しながらこの曲に合わせ、歌って、踊りながら家族や友達、仕事仲間等と弾けた(!?)GWを過ごすのも一興かもしれません。

 

気が付いたら春本番桜、お出かけするのが楽しい頃になりましたね。早くもGWの予定を立てている方もいらっしゃるかもしれませんが、如何お過ごしでしょうか。さて、今日は、アメリカの売れっ子女性作家の一人で、NYタイムズやUSAトゥデイ等のベストセラー・リストの常連、クリスティン・ハナの『Firefly Lane 』を紹介したいと思います。

Firefly Lane

 

Firefly Lane (オーディオブック)

 

ストーリーは、1970年代後半のアメリカ西海岸の町ワシントン州シアトル。この町に引っ越して来たばかりでまだ友達もいない14歳のキャスリーン(通称ケイティ)・マラーキーは、高校の新学期が始まり少し経ったある日、意中の男の子にデートに誘われ、肉体関係を拒んだ事で彼に乱暴されてしまい家の外で一人泣いていた少女に声を掛ける。その娘は、近所に住む同い年の少女・タルーラ(通称タリー)・ハートだった。これをきっかけに二人は仲良くなる。タリーは、親を名前で呼び捨てにし、将来はニュースキャスターになる夢を持ち、保守的な家庭で育ったケイティとは正反対の性格だったが、二人は親友になり、彼女達の友情は高校を卒業後も続いた。やがて、二人は大学を卒業し、就職。タリーはNYでニュースキャスターになり、ケイティは職場で出会った彼との子を妊娠し、結婚後三児の母となった。それから十数年が経ち、ケイティの娘・マーラが年頃になると、マーラは母親の言う事を聞かなくなり素行も悪くなっていく。タリーに憧れていた彼女は、タリーの影響で華やかな世界に憧れてモデルになりたいと思いを抱き始め、両親に内緒にモデルのレッスンを受けようとしたりする。自分を煙たがり、タリーを一方的に理想化する娘に業を煮やしたケイティは、次第にタリーと口も利かなくなり、ケイティとタリーの長年の友情は終わったかに見えた。そんな時、ケイティは何気なく受けた健康診断で、癌にかかっている事が発覚して・・・。

 

という感じで、一言でいうと、ティーンという多感な年頃に大きな「事件」をきっかけに出会った女の子(後半は女性)の生涯に亘る友情を軸にした物語という、ハリウッド映画や日本ですと朝ドラによくある筋書きを小説にしたという印象を受ける本で、特に可もなく不可もなく、気楽に読めるのがメリットです。使われている英語も、難しい表現や単語もなく、一般のペーパーバックが読めればすらすら読める程度のものなので、英語のブラッシュ・アップにはもってこいの一冊です。所々泣ける部分もあり、兎に角英語で何か軽い読み物が読みたいビックリマークという方にもお薦めですグッド!

また、主人公達が成長するのに合わせて、アバやフリートウッド・マック、マドンナ、果てはケリー・クラークソンといった音楽が出てくるので、読みながら70~00年代のアメリカのポップ・カルチャーや、作品の舞台となっているワシントン州シアトルを中心としたアメリカ西海岸の当時の様子を知る事が出来る点も面白いですね。まるで絵画を見ている様な美しい表紙も素敵ピンクハートで、読み終わった後は部屋に飾って置きたくなります。

 

アバ・ゴールド

VERY BEST OF

MADONNA GREATEST HITS [2CD][Digipak][Import]

グレイテスト・ヒッツ: チャプター・ワン

History of Seattle: From the Earliest Settlement to the Present Time (Classic Reprint)

 

今回も、前回に引き続き懐メロからのセレクトで、90年代~2000年代中頃にかけブリトニー・スピアーズやクリスティーナ・アギレラらと共にティーン・ポップ・スターとして人気のあったマンディ・ムーアの70~80年代の懐メロカヴァー・アルバム『Coverage』を紹介します。

Coverage

Coverage (W/Dvd) (Spec)

カヴァレッジ(初回)(DVD付)

 

1999年にわずか15歳の若さでデビューを飾ったマンディ。デビュー当初はティーンらしい若さ溢れる当時流行のポップな曲ばかり歌っていましたが、ニコラス・スパークス原作の映画「ウォーク・トゥ・リメンバー 」にヒロイン役で出演した辺りから、ピアノ演奏だけで聴かせるミュージカル風のバラードに挑戦する等路線変更。2003年に、キャロル・キングやエルトン・ジョン、ブロンディ、カーリー・サイモン、キャット・スティーヴンス、ジョニ・ミッチェル、ジョン・ハイアット等そうそうたるミュージシャンの70~80年代の名曲をカヴァーしたこのアルバムをリリースしています。正直、ティーン向けの曲を歌っていた時は歌が上手いとは全く思わなかったのですが、このアルバムでは、抜群の歌唱力とは言い難いまでも、なかなか綺麗にまとめてきているなという印象を受けました。「ウォーク~」の挿入歌といいこの作品と言い、元々そこそこ歌える実力があったのかもしれませんね。とにかく、収録曲だけを見ても懐メロ洋楽ファンには感涙ものおーっ!の一枚ですので、昔を思い出して懐かしみたい方は勿論、オールディーズを聴きたいけれど何から聴いていいか分からないという若い方まで、幅広い年齢層にアピール出来る作品に仕上がっています。グッド!お薦め曲は、切ない3曲目の「キャン・ウィー・スティル・ビー・フレンズ」、キャロル・キングの大ヒット曲を元気一杯に歌い上げる4曲目「アイ・フィール・ジ・アース・ムーヴ」、10曲目のカーリー・サイモンのカヴァー「アンティシペイション」、ラスト12曲目の「ハヴ・ア・リトル・フェイス・イン・ミー」です。

 

 

ウォーク・トゥ・リメンバー [DVD]

Walk to Remember

ウォーク・トゥ・リメンバー オリジナル・サウンドトラック

 

前回の記事でアルバート・ハモンドの名前を出したので、今回は、彼の代名詞とも言える1970年代の大ヒット曲『カリフォルニアの青い空』を紹介します。

カリフォルニアの青い空

 

VERY BEST OF ALBERT HAMMO

 

南カリフォルニアを思わせるゆったりとしたメロディーにアルバートの優しいヴォーカルが乗った開放的な曲で、聴いているだけで旅行した気分になれるのですが、詞の方は、恐らく雨が降らない=失敗しないというイメージに誘われ芸能界で成功する事を夢見てカリフォルニアに向かってはみたものの、失業してしまい、失意に暮れる男の哀愁を歌った何とも切ない内容で、まるで雨なんて降らないかの様な真っ青なカリフォルニアの空との対比が余計に悲しみを誘いますが、それだけに心に染みるものがあります。晴れの日ではなく、雨の日に聴くとグッとくる感じです。覚えやすいシンプルなメロディーで歌い易いので、一緒に口ずさむと、楽しみながら英語力アップアップにもなってお薦めです。グッド!