ここの所朝晩の冷え込みがグッと厳しくなり、冬
の足音が一歩一歩近付いて来るのが聞こえる様です。今日は、イギリスの有名な児童文学作家ロアルド・ダールが書いた英語圏では知らない人はいないと言われる程愛読されている児童書「Matilda(邦題：マティルダは小さな大天才)
Matilda the Musical (Original Broadway Cast Recording)
両親に育児放棄とも思える育てられ方をされ、僅か５歳にして自分の身の回りの世話が出来るだけでなく、ディケンズ等の大人でも難しいと感じる古典文学を読みこなす本好きの天才少女マティルダが、ある日突然物を操れる能力を身に付け、その力を使って自分や学校の同級生達に酷い扱いをしているとんでもない大人達を懲らしめるという痛快なストーリーで、児童虐待という重いテーマながらも、使われている音楽は大人から子供まで楽しめる活き活きとしたものになっています。
お薦めは、意地悪な女校長が仕切る体罰満載の学校の教室で、上級生達が学校は監獄の様だと歌い踊る「スクール・ソング」、マティルダが持ち前の頭脳を使って父親の髪を緑色にしてしまったいたずらを歌う「ノーティー」、学校の子供達が将来どんな大人になりたいかを歌うバラード「ウェン・アイ・グロウ・アップ」です。
この作品の原作はとても面白くて
、そちらや（ミュージカルではない）映画も非常にお薦めです。
映画の方は、残念ながら日本でソフト化されておらず輸入盤しか手に入らないのが欠点ですが、事前に原作を読んだり映画を観たりしていると、ミュージカル版がより楽しめる事間違いなしです
