誰よりも不幸な私

そんな意識で生きてきたことはないながらも
やっぱり
特に思春期あたりなのかな
 なんでウチってこんな家なんだろ
 なんで兄のようには愛してもらえないんだろ
 なんで上手く甘えられないんだろ
 なんで親が他人に思えるんだろ
 なんでコイツら毎晩のように喧嘩してんだろ
 家族って何よりもくだらないモノかもしれない…
こればっかり考えて生きてきちゃったからさ
   幸せってどんなもんか···
   家族ってなんだろ、普通どんな感じなの?
・・・考えてもうまくイメージできないまま

職場で くも膜下出血で倒れて
手術の成功確率は低いと言われた中で
せっかく救ってもらった命を大切にする気もなく
リハビリから逃げて完全な半身不随・会話不可になった親父。
まともにやりとりが出来なくなったそんな夫を相手に
罵声や一方的な不服をぶちまけ続けるヒステリックな毒母の姿を見せつけられ
 結婚って
 夫婦って
 めんどくさ。
そんな感想しか浮かばないまま
中年ババアになっちゃった。

そんな家庭が大嫌いで
外で愛情を求め続けてたものの、
結局ヘタクソなもんだから
長続きしないし、
そもそも熱しづらいし冷めやすくて
全然ダメだったわけで、、、
異性への偏見やウンザリ感を重ねて重ねて
中年ババアになっちゃった。

”普通の幸せ”ってなんだか分かりづらくて
でも答え合わせもできないじゃん。
だから私の人生の中で
いまだ延々ループしがちなお題。


今、間違いなく幸せで
 幸せって、本当にあったんだ···
って、もはや戸惑いに近くて
むしろ不安や怖さが大きくなるばかりだなって
私、今、少し困ってる。

もちろん息子や娘を授かったときも幸せを感じたし、
無事に出てきてくれた時だって
元気に大きくなってくれていることにだって
都度都度幸せを感じてきたんだけど、、、

上手く言えないけど
ダンナ様と一緒になれたことの幸せや
アカさんを授かれたこと、産めたこと、
こうして元気に育ってくれていること、
家族5人で毎日を過ごしていることの幸せは
前者で感じてきた幸せたちともまた違う感じというか…
幸せのデカさに比例して、もしくはそれ以上に
怖さがスゴすぎる。。。

誰か一人でも失うことへの恐怖とか
自分自身の死への恐怖とか
それが幸せの大きさのせいなのか年齢のせいなのか
家族が増えていくことによるものなのか
何が起因するのか全く分からないけど
とにかく初めての恐怖心。

もともと私
感受性が強すぎるクセのある性格らしいけどね
ゆえに鬱にもなり、適応障害にもなり、
とても面倒なメンタルの持ち主なのだけれども
ここまでの恐怖は未経験で
処理方法が分からなくて

せっかく幸せなのに
なんで自分で自分を苦しめてるんだろうって不思議。
だけど、とにかく毎日が怖い。
なんなら1日の中でも少し先のことが怖い。
 子供たちの身に何も起きませんように
 ダンナ様の身に何も起きませんように
 私も突然死んだりしませんように
そんなことばっかり考えちゃう。

あげく
ダンナ様の運転で出掛けても
 お願いしますお願いします
 どうか事故が起きませんように
と、祈る始末。
これは、ダンナ様のドライビングテクニックを信用していないとか不安があるとかそういう次元の話じゃなくて
この世に対して
何が起きるか分からなさすぎて全てが恐怖に感じる状態。


もしかして
病気だろうか。。。


かつてない幸福感に
浸ることも出来ず
適応も出来ず
逃げ出したい衝動に駆られてるのかな・・・


とにかく怖くて怖くて
せっかくの今を楽しめなくなってる
油断すると泣けそう

悔しい
幸せなのに。。。

人を愛したり
大切な人の存在を認識したり
その大切な存在が増えると
こんなにも不安が勝ってしまうものなの??
もう
自分の性格にウンザリする以外の何物でもないわ…
ただただ幸せに浸りきって浸かりきって
顔がニヤけて止まらない毎日を過ごしたい…


・・・・・・・・・・・・・・・

(´;ω;`)ブワッ