彼に伝えてきたこと
「私は望んで授かることができた子供と
 笑顔で生きていきたい」

 

私は喜怒哀楽の表現が激しいタイプらしい
今まで付き合ってきた人にも
笑顔が好きだと言っていただいていた
初めての経験とか感覚が大好きで
いつもワクワクしちゃうタイプ。
向こう見ずで失敗も多いタイプ。。。
(今回も結果論としてはこの性格のせいか!!)

 

そんな私の願いに対して
『言ってる意味わかる。』
彼は昔そう言ってくれた。

 

私自身、決して愛されていなかったわけじゃない
…と思うけど……
私は自分の家庭と同じ状況にしたくなかった。
口を開けば皮肉と否定しかしない父と
兄だけがいれば幸せな母。
褒めてくれない両親、
子供たちの前で喧嘩を繰り返す両親。
自分もそんな母になりたくなかったし
彼にもそんな父のようにはなってほしくなかった。

 

他人なのに、、、

彼が父とかぶって見え始めたのが
息子が1歳のときだった気がする。

私も初めは彼を責めたかったわけじゃなかった
声を聞かせてほしかった
「まだ1歳だもん、出来なくて当たり前だよね」
「ロボットじゃないしさ、

 思い通りにはならないよね…」
「どうしたい?どう育てていきたいとかある??」
そんなことを伝えると
『分かってるんだけど、止まらないんだよね』
彼が言った。
後悔をしているのは感じたから
まだ変われるのかもしれないと思ってた。

 

だけど変わらなかった。
努力すら見えなかった
数年伝えつづけても、同じ返事しかない。
思うところがあって厳しくしているわけでもなく、
止められず怒鳴った後のフォローもないまま。
息子への対応が変わらないまま
年数だけ重ねてきた

 

「周りの2歳の子たちと比べてもシッカリしてる」
「まだ3歳なのに完璧にできなきゃだめなの?」
「4歳の頃の自分は、全部できてたの??」
「なんで頑張ってるのに潰すようなことするの!」
「なんでそんなに怒鳴るの?

 頑張ってるのに!!」
「なんで褒めてくれないの…」
気付いたら、伝える内容が
どんどん”なんで”になって
諦めになって
もう疲れた。。。
何も返ってこない

 

そうこうしてる間に
毎日子供たちと笑顔で生きていきたい
って願いが実現できていないことに気付いた。
もちろん、子供たちと過ごす時間は大切で
笑顔をくれる2人のおかげでシアワセだったけど
その裏で息子は毎日傷ついてたんだって
思い返すと泣けてくる。。。
小さい体で色んなことを受け止めて
しなくていい苦労をしてるって。
娘だって
きっとギクシャクした空気を毎日感じてた。


皆がシアワセになるって
そんなに難しいことなのかなぁって
すごく辛かったなぁ。。。

 

(´;ω;`)ウッ…