彼との出会いは19年前
当時飲み友達だった年上の彼は、
甘ったれでワガママな私を
それはそれは甘やかしてくれた。
飲んだくれて酔っぱらっては迎えに来てもらう…
そんなことを繰り返しながら
気が付いたら付き合っていた。

大勢と飲むのが大好きな私のことを
束縛もしなければ、文句ひとつ言わず
飲んだくれて帰宅が遅い私を責めることなく
いつだって私からの連絡を待ってくれていた。
休日のデートに遅れても怒りもせず
カフェで本を読みながら
私の到着を待ってくれる人だった。

 

もともと結婚願望が皆無だった私。
だけど子供は16歳の頃からずっと欲しかった。
彼氏彼女の関係を解消してはヨリを戻し…
を繰り返した末
私が29歳になる年に結婚しようと言われた。
まだ心の準備が…
ていうか、苗字変わるの嫌だなぁ
そんな子供じみた理由で渋りながらも
お互いの両親への挨拶や顔合わせ、
婚約指輪の手配などをしているうちに
なんとなくそんな気分になってきて
入籍をするなら私の誕生日に…
そんな話をしていたけれど
誕生日1ヶ月前に妊娠した。
それなりに段取りはしていたものの
入籍日と受精日を比べると”できちゃった婚”。。。

 

私をこの上なく大切にしてくれる彼に出会い
怒鳴ることも嫌味を吐くこともなく
とにかく私を尊重してくれる彼。
(ただただ甘やかされてた私。笑)
そして念願の自分の子供を授かれたこと、、、
以前も呟いたけれど
あの時は
「なんだ…
 こんな自分でも人並みに幸せになれるんだ…」
って、
くすぐったいような幸せな気持ちで
包まれてたんだよなぁ…

 

(´Д`)ハァ…