薔薇王の葬列 第21話 ネタバレ・感想 | ★薔薇王の葬列★ネタバレ・感想

★薔薇王の葬列★ネタバレ・感想

主に漫画や小説、アニメやドラマについて語っています(*^^*)

とくに薔薇王の葬列とか♪

祝読書部門48位(#^_^#)←微妙な数字!(笑)

他にも読んだ本の感想や意見など作家っぽく語ってみたり…(。-∀-)


こんばんは( 〃▽〃)

私、大変興奮しております!

薔薇王の葬列 ドラマCD化!!

嬉しい限りであります。



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キャストは、

《リチャード》齋賀みつき
*女性ながら青年役を演じることが多いそうです。
出演作「天元突破グレンラガン (ロシウ・アダイ)」「07-GHOST (テイト=クライン)」「海月姫 (鯉淵蔵之介)」「イナズマイレブンGO (神童拓人)」など

《ヘンリー》浪川大輔
*主に少年、青年役を演じることが多いそうです。
出演作…「BLEACH (ウルキオラ)」「ハイキュー‼  (及川徹)」「FAIRY TAIL (ジェラール)」など。

《エドワード》松岡禎つぐ
※「つぐ」が漢字で出てきませんでした…すいません⤵⤵
出演作…「東のエデン」「弱虫ペダル (青八木一)」「アオハライド (菊地冬馬)」など。


ドラマCDはプリンセス2月号の付録になるそうです。

個人的に浪川さんが大好きなので、ウハウハ( ☆∀☆)です。

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ではでは……。

【1月号表紙】

今月1月号は王家の紋章が表紙でした。王家の紋章のコミックテイストの表紙✨✨

それと王家の紋章スペシャルポチ袋なるものが付録で、650円。相変わらず高い。来月号はもっと高くなるに違いない…。



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では、ネタバレ・感想を書いていきたいと思います!バリバリネタバレするので、苦手な方は回避してください。

今回はケイツビー♥な回でした。ハイ。

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【前回までの話】

傷を癒すために暫く森に滞在していたリチャードとヘンリー。リチャードはついに自分の気持ちに気がついてしまいます。しかし、ヘンリーはリチャードはあくまでも友人だと先に線引いてしまった________

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【エリザベス】

ウォルリックの手から逃げ出したエリザベスたち。長女のベスはすでに2、3才くらいになってお喋りも出来るように。

身重だったエリザベスは無事に出産を終えて、待ち望んでいた息子を生んでいました。


"この子は 神が与えて下さった希望の光"
*21話より引用


エリザベスにとって権力を自由に操れる口実となる"王子"なわけです。ヨーク家に復讐を狙う彼女にとって重要な存在。

ベスのどうして父上と母上が愛し合ったの?という純粋な質問にエリザベスは冷めた表情で、

"そのように 神がつくられたからよ"

と答えます。

(エリザベスはなんかもっと雑に娘のことを扱うのかと思ったらそうでもありませんでしたね(^^;)

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【リチャードの気持ち】

すっかり傷が治ったリチャードは、いつまでもここにいるわけにはいけないとヘンリーと決別しようとしますが、自分の気持ち(20話参照)に気がついた途端、さらに欲深くなる自分に恐怖を感じます。

それでもやはりヘンリーの存在に癒されるリチャード。

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【ケイツビー】

ヘンリー逃走の情報をつかんだ従者たちはリチャード探しよりもヘンリー探しを優先させようとしますが、それに厳しく反対ひたのがケイツビー

従者たちにあんなケイツビー様初めて、と言われるほどピリピリしていました。

そして優秀な彼は、リチャード発見への手がかりらしきものを見つけます。そしてたどり着いた先にはヘンリーがいました。

咄嗟に自分の腰にある剣に触れるケイツビー。そこにリチャードが現れます。


すぐさまリチャードの前に立ち、ヘンリーから庇うような体勢で彼と対峙しようとした時、リチャードからまさかの静止の命令が。


"この男は 俺の…友だ"


リチャードがヘンリーを"友達"としてケイツビーに紹介。

ケイツビーからしてみれば、ヨーク家仇敵のヘンリーを庇うなんて…!という感じですが、リチャードはヘンリーがヘンリー6世だとは知りません。

つまり、リチャードはヘンリーが父の仇だとは知らないのです。

(ここがこの物語の要になるトコロです)

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【二人の約束】

ケイツビーがリチャードを迎えにきたことで、急に別れることになった二人はすべてが終わった暁に、

"あの木の下で また会おう"

と約束します。

その全てとはリチャードにとってランカスター家を殲滅すること。来年の今頃にまた会うと約束を交わし、二人は別れます。

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【ケイツビーの真実】

二人がなにやら親密そうに話しているのを遠くから見守っていたケイツビー。そこには何かかがあると漠然と感じます。

(ケイツビーは、多分リチャードの様子からリチャードがヘンリーに抱いている感情が何であるかがわかったはずです)


残りの従者たちと合流したリチャードは、すぐさま出立しようとしますが、ケイツビーがヘンリーのことについて問い掛けます。

戦場だけが居場所だったはずなのに、ヘンリーという存在ができたリチャード。 彼の素性は知らないと答え、逆にリチャードからケイツビーにある問いを吹っ掛けます。


"お前 誰かを愛したことはあるか"

"もしその相手と 永遠に結ばれないとしても____傍に  いたいと…"


そう語るリチャードの表情を見て、ケイツビーはその言葉を無表情に胸のうちで反芻します。


(私の推測ではありますが、ケイツビーもまたリチャードを愛しているのだと思います。ヨーク家に忠義をという理由で父リチャード亡き後もリチャードに着いてきた彼ですが、本当の理由はここにあったんですね(T-T)なんと切ない…直接絵で見ればケイツビーの切なさ倍増です)

(従者と主人として決して"そういう愛"は許されない関係にあるリチャードとケイツビー。今までのケイツビーの献身さがなんというか…。無表情だけれども弱冠違いのあるケイツビーの表情に注目です)



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【ジョージの引き戻し】

兄エドワードからウォルリック派に取り込まれてしまったジョージを引き戻して来い、という命令を受けていたリチャードはどのようにすればよいか作戦を練り、あることを思い付きます。

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【ジョージ】

信頼していたウォルリックは自分を裏切り、権力は今や彼のもの。

立場のなくなったジョージはクリスマスの宴の端で酒を共にすっかりやさぐれていました。

そこにある夢を見たという酔っ払いが乱入。髪の長い幽霊が自分に取りついていると言われ、呆れつつ追い返そうとしたところで、ウォルリックが祝宴に誘いにそこに来ます。


"…もし、俺に取りついているものがいるとすれば それは霊じゃない"

**

【父の幽霊】

豪華な宴の席で、とあるゲームがなされます。それは切り分けたパイの中に豆が入っていたら王様、というゲーム。

ウォルリックが見事それを引き当て、"王座"に就きます。皮肉なことに王位継承権第一位のジョージよりも今やウォルリックの方が影響力を持っているという事実にジョージは荒れます。


酒を飲み過ぎたジョージは従者の勧めで夜風に当たるために外へ。一人にしてくれと頼み、一人になった彼のもとへ幽霊がやって来ます。

戸惑うジョージは先程聞いた酔っ払いのこともあって、凍りつき、そしてそれが父親だと悟ります。


"ヨークの息子が 白薔薇を血に染めるのか…"

"王冠を この手に戻せ_____"


意識を失ったジョージ。従者の助け起こされて辺りを見回しますが、さっきの幽霊はどこにもいませんでした。

**

【リチャードの決意】

この一連の出来事は全てリチャードによるものでした。ケイツビーが父エドワードに成り代わり、酔っ払ったジョージに語りかける_____。

ジョージが戻ってくれば三兄弟でランカスター家を倒すことが出来るはすだと力強く語るリチャードはもちろんヘンリーも撃ち取ってやる!と固い決意を見せ、それに複雑な表情なのがケイツビー。

すべての事情を知っていてそれでいてこの先どうなるか何となく予測できたからでしょうか。

**

【それぞれの思惑】

リチャードは父の仇を。

ウォルリックは権力を。

エドワードはウォルリックへの復讐を。

ヘンリーはリチャードとの約束を。

ランカスター家は確固たる王位を。

それぞれの思いが交錯し、ついにランカスター家VSヨーク家の戦争がランカスター家の進軍をきっかけに幕を開ける____。


FIN.

※ここで注意⚠

【支援関係】

《フランス》→ランカスター家を支援

《バーガンディー公国》→ヨーク家を支援

【戦争】

《フランス》VS《バーガンディー公国》

= ランカスター家  VS  ヨーク家

ということです!

だから事実上はランカスター家VSヨーク家じゃない。でも実質的にはそう。

***

【感想】

今回はケイツビーのリチャードへの愛を確信する回でした。もしやもしやとは思っていたけれど、確信できる場面が入ったのは今回だと思います!

私は断然ケイツビー派で、リチャードの㊙も知りながら愛してくれるなんてなんて懐の広い男性なんでしょう!!と思ってます。

あとは後ろからじっと見守る大人な感じに牽かれます。なんなんだ!あの安心感!!

そしてついにまた、両家が直接ぶつかる戦いの火蓋が切られました。


エリザベスは夫エドワードを殺して自分が子の摂政になることでヨーク家を操縦しようとしてますが、ウォルリックの裏切りによって覚醒した彼にその作戦は果たして通じるでしょうか…という疑問が一つ。

あとはもしリチャードがヘンリーが"ヘンリー"だと知ったら殺せるのか?とかもう2度と人を好きになることはなくなるんじゃないかとか、気になります。

あとはバッキンガムの存在がスパイスになる予感がしますね✨✨

来月号は薔薇王のドラマCDがありますので、絶対に買います!!

うはははは、楽しみーーー( 〃▽〃)( 〃▽〃)( 〃▽〃)( 〃▽〃)( 〃▽〃)( 〃▽〃)


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【5巻発売日】

12月16日(水)



絶対に買うわーー( 〃▽〃)

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Twitterで薔薇王の葬列のこと呟いてます。ブログ更新もそこでお知らせしてます✨