最近トートバッグの登板機会が顕著に増加している。何しろ使い勝手がいい。貴重品でもないたくさんの荷物を、肩に掛けて軽く抱えながら移動するのに、これほど便利なものもないのだ。

rootote/WATER 973302
近頃気に入っているのが、SUPER PLANNING の ROOTOTE シリーズだ。その名の由来は、側面の腹(?)の部分に付いているファスナーのポケットにある。何でも、その佇まいがカンガルーのお腹のようだからだそうだ。実際、このポケットはかなりいい感じで、街中でサッと取り出したいようなものを入れておくととても便利である。お陰で僕のトートバッグ使用頻度は高まった。

http://www.superplanning.co.jp/index.html
http://www.rootote.com/index.html

加えて、このシンプルなデザイン。ROOTOTEにはもっと男っぽいデザインのものもあるのだが、スッキリしたものを好む僕の琴線に触れたのは 'WATER' 柄だった。


トートバッグというものそのものはユニセックスなもので、女性は勿論、男が持ってもおかしくないものだ。(少なくとも、僕はそう思っている。)ただ、男は機能性重視の無骨なカバンでいいとするようなところがあるし、そういう意味では、トートバッグを重宝がって使うのは、どちらかというと女性の方かもしれない。そういう意味では、マスキュリン/フェミニンの二項対立でいうなら、トートバッグは後者が重視される傾向にある。ドクロ柄とかあからさまなものを除くと、やはりちょっとフェミニンな感じのするデザインが多い。画像の 'WATER' 柄も、まったく客観的に見ればユニセックスであれど、男性文化の中にあっては明らかにフェミニン寄りの傾向にあるといっていい。

しかし僕は、まあ、それでも良いんじゃないかと思っている。といっても、僕はXY染色体保持者だし、ノンケのヘテロセクシュアルだし、オネエ系でもない。そういう意味では、僕が明白にフェミニンなものを選ぶのは、アクセントというか、文化的にちょっと異質な要素を抱えることを意味する。この間の記事に引っかけていえば、ハイブリッドなのだ。しかし、それをわかっていてあえてやってしまうのは、この時代、そういうのがなければ何もかもモノトーンに沈んでいってしまうような気がしているからなのかもしれない。要するに、こうした方が面白いじゃないかということだ。

つーか、日本の男文化はまだまだ貧困すぎるので、もうちょっといろんな要素を加味して多様化した方がいいと思う。ただでさえ人生の愉しみ方が下手な国民なんだから。