久留米市は福岡県南部に位置し、人口30万人を超える地方都市のひとつです。特に市街地に商業施設や住宅街が増えており、交通だけでなくガスや水道、電気といったインフラ整備が整っています。
そこで今回は、久留米市で配管工事業をするための手続きについて解説します。

 

配管工事の業務内容や独立のメリット

配管工事は、主に水道やガス、空調などのインフラ整備に必要な配管を敷設・メンテナンスするための工事のことです。すべて扱える業者もあれば、ひとつの分野に特化している業者もありますね。
多くの場合独立しても業務内容は変わりませんが、営業や税金の手続きなど運営に関わる業務を自分で行う必要があります。駆け出しの頃は、実績を作るために仕事が忙しくなることもあるかもしれません。しかし一人親方になると案件や時間を調整できるので、慣れてくると自由度が高くなります。頑張ったぶん報酬も上がる可能性があるので魅力的ですね。
久留米市では、これから高度成長期や市町村合併で急増した建物などの配管修復が必要になるといわれているため、取引先があれば仕事に困ることは少ないのではないでしょうか。
 

 

久留米市で配管工事業を始めるのに必要な手続きは?

まずは、久留米市の管轄である久留米税務署に開業届を提出します。窓口でも記入できますが、事前に記入しておいた方が余裕を持って準備できます。法人設立の場合は、福岡県税事務所への住民税等の手続きも忘れないでくださいね。
あわせて、社会保険や労災保険にも入り直しておくと安心です。一人親方のための労災保険なども充実しているので自分に合ったところを探してみてください。
また、最近はホームページが会社の信頼を上げるひとつ目安になることも。事業内容や実績を載せることもできるので、作成しておくとイメージアップにつながります。
 

 

配管工事業は長く社会貢献できるやりがいの大きい仕事
わたしたちが生活する以上、配管設備業は必要不可欠な仕事です。これまでの経験を活かして独立すれば、より仕事の幅ややりがいも大きくなるでしょう。
ちなみに、資格を持っていない人は独立を機に配管技能士などを取得するのもおすすめです。知識や技術を証明することで依頼者も安心できますし、スキルアップにもつながりますよ。
配管工として独立を考えている人はぜひ参考にしてください。