
3月のライオン
Netflixで3月のライオンを観ています
この作品が好きで原作を購入して愛読していました
アニメを見始めて声優さんのそれじゃ無い感や原作で心が揺り動かされたあの感じが無くてモヤモヤが止まりませんでした
しかしシーズン2からは原作に感じた羽海野先生しか描けない世界観が拡がり多種多様な人達の苦悩がとても丁寧に映像化されていました
昭和の少女漫画は孤児院で暮らしていた女の子がなんやかんやあって丘の上で王子様に再開し幸せになるまでの長い長い時間を読者は主人公を応援し主人公に酷い事をするキャラクターを本気で大嫌いになったりしました
昨今ではアラサーの主人公がひょんなことからイケメン上司となんやかんやあって結ばれるとか契約結婚だったのになんやかんやあって結ばれるとか
昭和のそれとは違ってありのままの自分とかリアルなようでリアルには絶対に起きない夢物語が描かれてるように感じました
3月のライオンはどのような作品かと言うと
とても特殊な構成になっていて
主人公にも周りのキャラクターにも一切共感が出来ないストーリーになっています
昭和も平成も令和も女性は主人公や他のキャラクターに共感しながらその作品を愛でていたと思います
しかし、この作品はまるで共感出来ないのに主人公だけで無く他キャラクターがクローズアップされる回であっても苦しくなります
その人物が生きてきた証のようなものが細かく描かれていておじさんが執着してもがき続ける様子に胸が苦しくなったり、学生の頃の事なんてすっかり忘れているのに学生のキャラクターの思い悩む姿に苦しくて堪らなくなります
暗澹とした物語かと言うと随所に可愛らしさもあり、ただ苦しいだけなのかと言うとその苦しさの中から思いもしなかった感情が溢れ出して来たり気付きがあったりする作品だと思います
3月のライオンを愛読していたのはかなり前の話しですが、改めてアニメで見てみると羽海野先生は天才なんだなと感じました
つい私はラウールさんの事を考えてしまい、この作品の主人公とラウールさんを重ねてしまいました
非凡な才能を持つ彼らの苦悩など凡人には計りかねますがラウールさんにも同世代のお友達が出来たらいいなと願ってしまいました
ストレンジャーシングスもいいけど
3月のライオンもおススメです