自宅でどうにかこうにか地元の味が出せないかどうかを考えてたのですアタクシ
静岡おでんの定義と
駄菓子屋系おでんのきちんとした定義を
再確認しにネット上で調べをしたら
定義の定番足る３種がきちんと入っていたの
確かに自分が子供の頃に日々口にしていた物で
家庭の味わいでは無くて
有名な◯◯横丁の暖簾街的味付けでも無くて
違うのか……違うんだ！！
で、長年再現が出来なかったアタクシの地元味
兎に角煮込まれ過ぎていてやたらと柔らか過ぎ
色味がやたらと濃過ぎてて他県の人間達がドン引きする色濃さ…
さんかくの異様な柔らかさが変でクセになり
ずっとそればかりを好んで食ってた自分
複雑な味わいで肉系お出汁に
練り製品の魚介系お出汁に
野菜系のお出汁が加わった
めちゃくちゃ複雑で体系化された味わいだった
後からプラスする必要性のまるで無い
完成された味付けで薬味がほぼ必要無い
本当に旨く美味しいおでんだったんだ
おでんつゆは飲まない飲む物じゃなく
ただの出汁成分で
食べるのは中身の具材だけ
よく染み込み過ぎていて煮込まれ過ぎていて
やたらと柔らかくぐにゅぐにゅしていて
普通の店舗じゃ売られておらず
「 …一般的じゃなかったんだ… 」
ジャガイモには取れて落ちない様にサイコロ状に切られた小さな蒟蒻が先頭部分に必ず刺して止めてあったし
昆布は必ず串に刺されて煮込まれ過ぎていて
異常な程柔らかく繊維質を感じない程だった
牛スジは地元名物のおでんの基本なので
必須として必ず入っていたし
冒頭のふわって言う臓物系もやっぱりきちんと入っていたし
さんかくが必ず必須で絶対入っていて柔らかくぷにゅぷにゅな食感だった記憶がある
静岡市内と県内各地ではおでんの種類と
扱う中身が違う
居酒屋系と駄菓子屋系でも種類が違う
家庭とも異なる為になかなか辿り着けない
味わいだった
【静岡おでんの定義】
基本の３種が必ず入っていること最低限必須
「ふわ、さんかく、牛スジ」が絶対に入ってる
長時間煮込まれていている
必ず全て串に刺してあるいる
自家製の出汁粉である
自家製の青海苔粉である
自家製の練り辛子が必ず壺に入って
セットされている
(購入者の使用分を自由に提供されてます)
駄菓子屋系は必ず１本から購入出来ることが
絶対的な静岡おでんの条件であり定義です
実にリーズナブルなんだよ
そうなんだよ、このごちゃごちゃ感が懐かしい…
何がなんだか理解だの判別が付かなくて店の人間以外理解出来ない感じね！
真似が出来ず店舗毎の各人の味付けで
店を任されている人間の舌が作り出したもの
ただの飲み屋の味わいなんかじゃない
そりゃアタシ青葉のを食って美味いって言わなかったんだもん
自分自身が好んで食ってた味じゃないからさ
好きで旨かったって納得し満足した味は
中心街から離れた地元の駄菓子屋さんの
懐かしい味だったし
手間の掛かった味で
煮込まれ過ぎていてすごく柔らかくて
昆布が！さんかくが！牛スジが！ふわが！
めちゃくちゃ旨かったんだよ
他の種類のおでんほぼ食べなかったアタクシ
味は理解出来るし
出汁も理解出来るし
旨味についても理解出来る
自分は青葉の横丁のおでんの味付けを知ってはいるが
自分自身の目指した馴染みの味付けじゃない
青葉横丁のおでんの味付けはアタシの目指す味付けじゃない
駄菓子屋でしか出されておらず今の時代はに
希少価値で余り残されていない味付けだ
探すに探せず出逢えない味付けだった
自分自身でも再現再構築は難しく厳しいと思う
先ずさんかく手に入らない
先ずふわ手に入らない
出汁粉微妙
黒はんぺん入手困難価格高騰の為
白はんぺんはさんかくの味に近いけど
揚げてないしな全然違うんだ
あんなに軽過ぎないんだよさんかくって
きちんと身が沢山詰まった味わいなんだもの
独特の味わいで地元の駄菓子屋さんのおでんじゃなきゃ入って無いわそんな風合いにもならない
家庭の味じゃないから再現再構築は無理だと
断念する事とした
売って無いんだもん再現しようが無い
薩摩揚げじゃないからね揚げて無くて焼いてあるのだ
アタシの静岡おでんの絶対必須はさんかくだし
さんかく無ければ自分の地元の味じゃない
他県に居住して馴染めない他県の味
代表的なコンビニじゃ絶対に売られてはいない
地元民しか知らない大定番中の定番の味
アタシ九州の出身者じゃないから薩摩揚げ食わなくても死にはしないけど
さんかく無いと心中複雑な気持ちになるもん
静岡市葵区内の人間じゃなきゃ理解出来ない味
一部地域限定の限定的味わいだ
良かったら静岡市内観光行かれて下さい
駿府城公園内にも手軽に駄菓子屋系で地元の懐かしの希少価値の味が楽しめる場あります
駄菓子屋系おでん屋は街中には存在してません
全て郊外の店舗さんになります
酒出なくて駄菓子が置いてある店舗が殆ど
ぐにゅぐにゅぷにゅぷにゅした変な感じの
変わり種あります
お値段リーズナブルで深い味わい楽しめます
３種の基本的定義の味を是非どうぞ
そもそもなんだけどおでんてのは
気取ったりする様な食べ物じゃない
品良く作られた所であの複雑化された味わいは
まるで出ないんだもん
お上品なんて言葉の欠片すら微塵も入っていない超庶民派の食べ物なんだしね