10年前、オークランドから車で7時間の所にある、
ベイ・オブ・アイランドを旅した時のことです。
私たち夫婦は50代位の夫婦が営んでいるロッジに宿泊しました。
ロッジはタスマン海に面した長さ約100Kmの砂浜の
90マイルビーチの目の前にある
たった一軒の宿でタスマン海を独り占めできます。
1日1組限定のロッジで、
まるでニュージーランド人のお宅に泊まったようです。
夕食はご主人が目の前で獲った新鮮な魚介類を、
奥さんが調理して出してくれます。
庭でとれた無農薬野菜、
手作りのソーセージ、自家製ワイン
など。
すべて手作り家庭の味でおもてなしてくれました。
食事を食べながらの、
お互いの国や文化の話は尽きることがありませんでした。
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それまで、私たちは海外に出かけても、
その国の家庭の味を味わったことがありませんでした。
レストランの食事は確かに美味しいですが、
素朴な家庭の味はその国に住んだ人しか味わえない
貴重な味である事を身もって知りました。
あの時の味を思い出すだけで、
幸せな気持ちになる事ができます。
そして、食事を通して、コミュニティが広がっていくのもわかりました。
いまだにその夫婦とは親友です。
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私は日本に住んでいる外国の方が、
日本の家庭の味を「ご自分で作れる」
という事は
人生の宝物になると思っています。
ちょっと大げさですが本当に思います。
日本の家庭料理を伝え、外国の方のコミュニティが広がるお手伝いができればと思い
「外国人向け日本の家庭料理教室」を立ち上げました。
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皆さんはどんな思いがありますか？
料理が大好き
外国のお友達が欲しい
自分のお得意料理を食べてもらいたい。
英語が上手になりたい。
地域の外国人のコミュニティに参加したい
子供にグローバルな感覚を身に付けさせたい。
色々な思いがあると思います。
でも、教室を開くのはハードルが高いな。
と思っているかもしれません。
わかります。
私もそうでした。
時間がないから
/難しそうだから
/英語が不安だから/
費用がかかりそうだから
/自分の家では無理だから….
乗り越えるべき壁がたくさんありますよね。
そう考えているうちに1ヶ月がすぎ、2カ月がすぎ、
あっという間に1年が過ぎてしまいます。
でも、
今始めれば1年後には
何人かの外国の方が習いにきてくれるかもしれません。
私は準備に9か月かかりました。
ネット等を活用しながら、
お客様のニーズや外国人の好きな料理を調べたり、
実際に地域の自治体のイベントに参加したりしながら、
何が私のお客様に喜んで頂けるのかを
徹底的に情報収集しました。
そして、始めてやっと1か月目
に最初の生徒さんがいらっしゃいました。
このメールマガジンを読んで頂いている[[name1]]さんは、
既に準備の第一歩を踏み出しているのかも
しれませんね。さらに積み重ねていって欲しいと願っています。
この続きは最後のメールマガジンで。
ではWork です。
外国人向けの料理教室を開催したい理由はなんですか？
では今日はこの辺で