田島則行の建築日記 -3ページ目

2015年、明けましておめでとうございます!

皆様、2015年になりました。

明けましておめでとうございます!



1月1日にいきなり雪が降って心配しましたが、その後は良い天気が続いていますね。

ゆっくりと静養しつつ、鋭気を養っていましたが、今日から仕事に復帰です。

今年も頑張りたいと思います。


それにしても、2014年は激動の一年間でした。


以前のブログにも書きましたが、驚いたのは、初めての大病?です。
4月に胆石症であることが発覚し、、5月には手術を行って胆のうを摘出しました。

入院している間にグッと体力が落ちてしまいましたが、その後は順調に回復できました。

ただ、4月~6月の入退院騒動の間にできなかった仕事が山積みとなっており、それを必死にこなす間に夏が終わり、秋からはさらに新しい仕事が始まってフル回転でなんとか年末までたどり着きました。。。。


いや~、、、

実に、、、、

忙しかったです。。。。


はい。ほんとに。。。

9月以降はほとんどまともな休みもとれず、休めて半日が精一杯。
そんな感じでなんとか乗り切りました。。

「お疲れさまー」と自分に言ってみたりしています。笑



さて、この秋に竣工引渡しをした住宅があります。

かなり密集した住宅街にあるため、採光条件が難しい敷地でした。




上の写真をみてもわかるように、間口が狭く奥行きのある典型的な密集住宅地です。
さらに3階建てですから、特に1階の奥には光が届きません。

それを解決するために、小さな光のコートヤードを設けて、ここを基準に、建物の奥にまで光を届くようにしてあります。





たとえば、1階奥の寝室は





このように、最低限の光は届くようになっており、開放感もあります。


2階には、リビンング、そしてダイニングキッチンがあります。





上の写真はリビングから光のコートヤード方面を見たものです。

この2階は天井も高くしてあり、木張りの天井が雰囲気を醸し出しています。





そして、この写真は光のコートヤードの反対側のダイニング・キッチンから見たものです。


広々と、そして伸び伸びとした空間になりました。


竣工と同時に、子どもたちが走り回ります。

男の子2人と女の子が1人。(一番上のお兄さんは3階を探検中)





設計を始めた時は、小さくてヨチヨチとしていた一番下の女の子も、もうだいぶ大きくなりました。

階段を上ったり下りたり、大忙しです。





天井の高さとスケールがわかりますでしょうか?



さて、竣工の余韻に浸っているヒマもなく、新しいプロジェクトは始まっています。

この新しいプロジェクトは、一時はリノベーションで進める案もありましたが、色々と相談をして、結果的には新築で進めることになりました。


今現在は解体工事をすすめております。




そして、同時に、基本設計に取り組んでおります。





年末でだいたいのボリューム出しとプログラミングが終わり、これからどんどんと設計を具体化していきます。



また、群馬でも、新しいプロジェクトが始まりました。

東京でのプロジェクトとは違って、さすがに土地に余裕があります。





まだまだ、忙しい日々は続きますが、今年も頑張って行きたいと思っています。


皆様、今年もよろしくお願いいたします。

2015年 元旦


神戸と海とジビエと住宅と・・・


いつの間にやら夏も終わり、秋になりました。。。

涼しくなってきましたね。。。


10代のころは、やっぱり「夏」が好きでしたが、、、ここのところは夏の暑さについていけず、、、最近はやっぱり「秋」が好きです。
味覚の秋、、、涼しい秋、、、


さて、この8月から9月は忙しく過ごしました。。

9月頭には、暑い暑い台湾にも行ってまいりました。
また、建築学会の大会で、神戸にも行ってまいりました。


神戸大会の基調講演は、なんといっても安藤忠雄さん。
相変わらずの軽快な大阪弁で楽しい講演でした。
大会の場所は神戸大学でしたので、すぐ近くにあった、安藤さんの設計した六甲の集合住宅も拝見しました。





学生の時は、食い入るように図面を観ていましたから、あらためて実物を目の前にしても感慨深いものがありました。



もうひとつ、熱海の横にある根府川という場所での、廃墟ホテルでのパーティにもお邪魔しました。

根府川の駅は生まれて初めて行ったのですが、駅を下りたところから、いきなりインパクトがあります。





なんとも、素朴でダイレクトな風景。

いきなり、海と色彩に向き合ってしまうような、そんな海向きの斜面に駅があります。





こんなインパクトのある風景、久しぶりです。

熱海では味わえない、独特の深みです。


そんな風景の場所で、廃墟になっているホテルを再生を手がけようとしている瀬戸さんがオーガナイズしたパーティでした。ジビエの料理がとても美味しかった!

瀬戸さん、ありがとうございました!





暗くなって行く海を眺めながらのワインはなかなかのものでした。



さて、千葉に進めているプロジェクトが少しずつ形になってきています。





模型はいろいろつくります。ボリューム検討から始まって、いろいろなパターンを試します。
ここにあるのは一部で、もっと数多くスタディ模型を作っています。





模型からスケッチを起したり、あるいはスケッチから模型を起したり。。。






そんなこんなで、試行錯誤して、一つの案に絞り込んで行きます。

最初はラフな模型で全体的な構成を確認します。





それをまたまたスケッチに起したり。。。





色を追加してみたり。。。





こうやって、アイディアが少しずつ形になって行きます。
まだまだ変更はあると思いますが、1つ、方向性は見えてきました。

これからは細かい構造や納め方や造作などの検討を進めて行きます。


楽しみです。。。



病み上がりからの熱海!

さて、春が過ぎ、梅雨に突入したと思ったら、そろそろ夏になりそうです。

皆さんはいかがおすごしですか?


僕にしてみると、この4月以降は、ほんとにほんとに、あっという間でした。。。。


というのも、実は、4月~5月の間に、な、なんと、3回も入院していたのです。。



え?
入院?


そうなんです。

といっても、ご安心ください。もう、治りました。。。。。


え??全快?


どんな病気だったかと言いますと・・・

胆石症という、胆のうに「石」がある病気でした。


思い返してみても、去年から夜中にお腹に激痛が走って何回か救急病院に駆け込んだのですが、ずっと、急性胃炎だと思っていました。

アルコールを控え、暴飲暴食を控え、健康に留意した生活をしておりましたが・・・。

じつは、胃炎ではなかったのですね。


そう、胆石症でした。


で、4月に2回入院し、まずは胆管に詰まった石を取り除き、5月には再度入院し、胆のうを切除しました。

で、結論から言うと・・・、なんと、胆のうに石が15個もあったのです。。。。

15個~???
そりゃ多いわ。。

そっかー、その石が、時々、ごろごろと転がって、胆管を塞いだりして悪さをしていたのですね。。。

でも、今は石を全部取り除いたので、もう安心です。


あとは、問題は体力の回復です。

最初は、身体に負担の少ない「腹腔鏡手術」の予定だったのですが、胆のうの炎症が酷かったために、急遽、「開腹手術」となってしまいました。

つまり、身体には負担がかかってしまい、入院期間が長引いてしまいました。そして、体重が激減、筋肉も激減、体力も激減してしまいました。

たった10日間の入院だったのに、退院した時は、20メートル歩くのもやっとな有様です。



したがって、6月はゆっくりと、体力の回復、静養に努めまして、、、、


お陰様で、今はだいぶ復活しております。近所の公園を毎日歩いております。


そんな最中にも、現場に通い、打合せを重ね、設計を着々と進めています。

以前から進めていたリノベーションスクール熱海には、ギリギリ間に合いました。


周りは元気な人たちの中、僕だけ病み上がりですが、みなさん、あまり気づかなかった模様(笑)。






どちらにしても、体調不調の原因がわかってよかったと思っています。


さあ、今後も頑張ります!