無責任だと理解しなければ
解決は出来ない
いろいろと人間関係に必要な関係性を築くことに問題を抱えている人は、幼少の子供よりも年齢を重ねて、経験を積んでいるほどに問題解消に時間がかかります...
下手をすると、人間関係を避けているよりも、居場所を求めて人間関係を築く努力を重ねていた方々の方が、問題を解決する以前の障壁が厚く高くなってしまっている可能性が高いのです
何度も何度も、期待を裏切られる度に、また駄目だったとの失敗体験を重ねる度に不信感をつのらせた結果です...
そのため、タダでさえ大人なのだからと言う先入観から、自己責任的な扱いになりがちなため、とても長期間に及ぶ信頼構築に耐えられない支援者側や行政側の担当者の場合は、解決は不可能とも言える状態になります。
特に、その状態が、保護者のもとで数年以上に及んでいた場合、保護者を介して、保護者任せにしても解決は出来ませんし、保護者を放置しては、その家庭の影響下では永遠に改善することがありません...
しかし、そこに踏み込むまでのことを行政でさえ行う事例がほとんどないとさえ言えるでしょう。
そして、この場合は、家族全体の環境調整が必要なため、家族全員が関係性の改善対象になります。
この場合、母親の責任にされがちですが、母親の役割を誰も担わなかった事が問題とされます。
母親が、無理に機嫌が良いふりをしながらもイライラしている場合は、子供は、察知します。
正直に、何故イライラしているのか話せる関係ならば、子供も言いたい事を言える関係性となります
父親が、仕事が忙しくて、子供と関わる時間や、家事をする時間がなかなか取れない家庭でも、母親が父親に家事参加してくれていると感じている、もしくは、家庭を疎かにしていないと感じている事が肝心です。
外から見て、どうかでなくて、家族それぞれが、子供が、どのように捉えているのかが重要です。
そのために、外から見たら理想的な家庭であっても、後々、お子さんに関係性の問題が目立ってくる場合があります...
両親ともに、問題を抱えていなくても、お子さんに問題が出る場合もありますし、その逆もあります。
関係性の問題は、どうあったかでなく、どう感じたかによるため、その感じ方を捉え直す事が出来れば、問題解決に向かう事が出来ます。
その逆に、悪い思い込みの為に、実際と違った捉え方をしてしまった途端に、関係性が崩壊してしまう場合もあります。
ここは、心理学的になっとく出来るところだと思います。
ここで問題になるのが、子供が何かを欲しがった時に、駄々をこねて面倒だからと、あとから欲しがっていた物を与える行為です💦
これは、欲しがっていた時が、子供にとって欲しいタイミングであり、その後の嬉しさは半減します...
そして、報酬体験となったはずの体験が、物理的報酬との認識となり、物が欲しかったら駄々をこねれば良いと言う誤学習となってしまいます💦
そもそも、あとで与えるならば、求めた時に与えるべきです
子供が、駄々をこねて、手を焼いて与えた場合は、子供にとっても余計な事をさせられたと感じて、何かの成果として与えられての嬉しさとは違い、報酬体験とならないのです。
そして、一度関係性に問題を抱えて、小学校高学年以上になり問題が手に余るようになり、子供のありのままを理解しないで、関わり方ばかりにとらわれると、さらに子供との信頼感・安心感をそこねて、暴発を招きます。
そして、周りが無力感を感じ、関係性を築くことを放棄してしまった場合、さらに子供達は、問題をエスカレートさせて行くことにつながります。
子供達は、敏感に感じ取りますので、誤魔化しや、急に態度が変わると不信感が増してしまいます
そして、関係性は、一対一からが基本であるため、人との関わりを避けている子供に対して、集団の中に入れることは、逆効果となります
この事から、人間関係が慣れだと考えている昔からの考えだと、一生問題を抱えたままになる場合もありますし、実際に社会問題となっている事です。
子供は、放っておいても育つと言うのは、ある意味正解でもあり、問題を見誤ると深刻さが増す結果になります...
特に、発達障害を抱えている場合は、保護者の関わりが、一般的には適切であったとしても、発達障害を抱えているがために、子供さんのニーズに合っていないがために問題となる事が多いのです
この辺りに、発達障害は、単なる個性だからと言った価値観のもとで、今までの正しいと言われている、子供と集団や指導者との関わり方に固執すると、問題がエスカレートしたり、長期間を経て、隠れた問題が目立ち始めて、解決する事に、より困難が伴う結果となります。
う～ん💦
人間関係の構築って、難しい💧って言うより、子育てって難しい...
単に、自分の事情や感情を優先して、子供に向き合わない事が問題なんですが💦
社会の問題も、個人よりも社会での問題を優先して、個人に向き合わない事が問題...💧