『プラットフォーム』 (2019年/スペイン)
監督/ガルダー・ガステル=ウルティア
脚本/ダビド・デソーラ
ペドロ・リベロ
撮影/ジョン・D・ドミンゲス
音楽/アランサス・カジェハ
出演/イバン・マサゲ
アントニア・サン・フアン
ソリオン・エギレオル
エミリオ・ブアレ
■映画.comより■
…ゴレンは目が覚めると「48階層」にいた。そこは遥か下まで伸びる塔のような建物で、上下の階層は部屋の中央にある穴でつながっており、上の階層から…巨大な台座に乗せられて食事が運ばれてくる。食事は上にいる人々の残飯…。各階層には2人の人間がおり、ゴレンは同じ階層にいた老人…から、1カ月ごとに階層が入れ替わること、…食事を摂れるのは…自分の階層にある間だけ、というルールを聞かされる。1カ月後…
意味あり気な数字や持ち物について、特段の説明はされない。唐突な始まり方も消化不良のような終わり方も、『キューブ』を思い出させる。音楽も良い。決して似ている訳ではないのだが。
いいやいいや、全く似ていない。『キューブ』とは違う。『キューブ』は消化不良とは感じなかったはず。不快感も無かった。あの洗練された美しい、衝撃的な作品をもう一度観てみよう。