4月の読本。 | norinori no nori ~「石橋を叩いてわたる人生」の生き様?~

4月の読本。

4月は「飲み会減りつつも、花見が増えた、穏やかな日々」みたいな日記を
書いたのだけれど、
そのあとも天候自体も穏やかになり、秋以上に読書に適した季節だったような。
ということで今回も定期購読ビジネス週刊誌以外では、こんな感じで。


・「ボーダーライン」/真保 裕一
→真保さんらしい熱いストーリー。
読後感が、東野圭吾の「さまよう刃」を思い起こさせる
「やりきれなさ」もかなりあるが、重厚感が好きな方には。


・「がらくた」/江國香織
→上記と一転して、ポップでふわふわした江國系小説。
ただ恋愛小説とも違う、男女関係に、あえてのドロドロを持ち込まない、
やや非現実的な世界観。


・「34丁目の奇跡」/デイヴィス・ヴァレンタイン
→映画先行のノベライズ。1時間で読める、
アメリカ映画が好きそうなお話!


・「奇跡の人 」/真保 裕一
→これまた真保さんらしい・・・熱のこもったお話が好きな作家さんだ(^^)
でも今回は、より感情移入しづらい、重苦しい展開。元気が必要。


・「看守眼」/横山秀夫
→これは本格サスペンスの体験版のような短編集。時間がない方や、
 最近、本格系読んでないなあ~って人のリハビリ(笑)にすごくいい。


・「愛なんか」/唯川恵
→でました!!唯川恵の、女性心理に喰いこんだ、毒たっぷりの短編集(!!) この中の「恋愛勘定」編の助教授(男)に、ちょっと憧れる・・・とオレが 書いて、そういうオトコが好きだという奇特な方は、メッセお待ちしてます(笑)
 

・「犯意」/乃南アサ
→大好きな乃南小説と思い手に取ると、非常にめずらしい「犯罪解説本」だった。 乃南さんがショートストーリーを書いて、弁護士がその犯罪の解説をする。 たまにはいいかもしれないね、こーゆーのも。



ふむ。今月は、
可愛い飲み仲間女子の結婚が決まったり、
同じ年の女友達が、突如として恋に落ちた話をきいたり、
あるいは、できちゃった婚で突然の人生転機が訪れた娘の話など、
現実でも小説に負けない悲喜こもごもを見たけれど(笑)
そんな恋愛毒短編、「愛なんか」(唯川恵)がちと面白かったので、
もう少し唯川に焦点を当てる次月予定!