日々、仕事で子どもたちと接して過ごしている中で
気になる事がふつふつとわき出る事が………



今日は対照的な例を………



正月休みに家族と過ごす時間が多かったせいか、
正月明けには、保育園の登園を嫌がったり、保護者と離れる事を酷く嫌がり激しくなくお子さんが増えてきました。


どんな年齢であってもお母さんの事が大好きな子どもたち。
いざ部屋に入ろうとすると『ママがいい〜』と激しく泣け叫ぶ子も。





今週に入り、1人のお子さんが毎日の様に泣け叫び段々とエスカレートしてきました。
今日は、連れてきたお父さんが、その子にちゃんと
向き合いどうしてそんなに泣いているのか時間をとって聞いてあげていました。
私たちも今こうなる前に、その子の様子が12月頃から
朝からスキンシップを多く求めてくる、甘えてくる、時々情緒が不安定になるなどの様子から、注意してみていました。それがどこの要因からくるものなのか。
今週になり不安定な様子がエスカレートしてきたので、それがどうしてなのか保護者に聞いても明確な答えは出ずわかってあげられなくて、もどかしく思って
いました😣
朝の様子を心配したお父さんが、早めにお迎えに来てくれました。今日過ごした様子を伝え、十二月頃から私たちの中で感じていた事をきいてみました。
ビンゴでした。その子にもまだ伝えてなかったみたいですが、下のお子さんができたそうです。
お父さんには、伝えてなくても感のいいお子さんだから感じる事があって不安になったり、不安定になったのでしょうとお伝えしました。
私たちもどうして不安定だったのか明確な理由がわかりスッキリしました。
保護者の方と共に、お子さんが不安な気持ちに
これからも寄り添ってあげたいと思います。





でもこのお子さんは、ちゃんとお父さんがお子さんの不安な様子に向き合ってなんとかお父さんなりに
気持ちを分かろうとしてくれていた、今朝の様子から見ても
受け止める
分かってあげようとする気持ちがお子さんにも充分伝わるので、これからも大丈夫だと思います。


それと比較してもう1人のお子さん。
同じ様に『ママがいい〜』と泣き😭、部屋に入るのを拒みました。ママは対応に困った様子でしたが、
あくまでも自分の都合をお子さんに話したり、
『今日は帰ってきたらケーキがあるよ。なんのケーキがいい?』とお子さんの気持ちそっちのけで気持ちに寄り添う事をしません。

上記のお子さんの時は、お父さんが向き合ってくれていたので、私たちはあえて間に入らず、親子でのやりとりでお子さんの気持ちのケリがつくまであえて待っていました。
でも、このお子さんに限ってはお子さんの気持ちに寄り添うわけでもなく、(言葉だけはママといたいの?と聞いてはいましたが、心の中から出た言葉ではなく頭の上の方から言っている言葉なのでお子さんにはママの気持ちがここにあらずな事が分かっていました)その場凌ぎな感じだったので、お子さんの気持ちを代弁したり、ママができる事は?と助言しお子さんが納得して部屋に入れる様手助けしました。
お母さんは、お子さんと今日はおやつ食べて少ししてからいつもより早くお迎えにくると約束したのです。
ですが
結局いつもとほとんど変わらない時間にお迎えに来たのは、約束したはずのお母さんではなくおじいちゃんでした。いくら2歳児の子どもとはいえ、簡単な約束なら出来ますし大人の言う事が分かる様になっています。だからこそいつもはおじいちゃんのお迎えでも
喜ぶこのお子さんが、今日はなんとも言えない微妙な表情😔
きっとこのお子さんはママが今後、何かを言っても
本当かなぁ❓という思いが出てくるはずです。きっとやむを得ない事情、仕事があったのかもしれません。でも、何とかしてお子さんの気持ちに向き合おうとするかしないかは、どんな小さな子どもでも分かります。大人にとってはしかたない、大した事ないと思うことかもしれません。でも子供にとってみたら、それってすごく
重要
な事なのです。




それが子どもの気持ちの親子関係の土台となる
からです。


建物でも基礎、土台がしっかりしていないとちょっとした外部からの影響で一気に崩れ落ちてしまうのと同じです。
親子関係では尚更。

愛、信頼


という土台をしっかり気づいていく事が、今後の親子関係でとても重要になってきます。
今が良ければいいではなく、今後の成長も見据えて
その大事な部分を保護者にも伝えたいきたいと思ってます。