緑内障は日本で中途失明原因1位と言われています。

でも緑内障って、自覚症状が出るころには末期のことが多いし、

痛くも痒くもないので、なかなか病院に行くことはないですよね。

 

以前にも書きましたが、私はたまたま膝をケガしたときに整形外科の先生にネイルパテラ症候群と言う

相当レアな病気を指摘され、色々調べると緑内障の発症率が高いことが分かりました。

その後まもなく、たまたまコンタクトの処方をするのに、

ショッピングモールに入っている眼科でいつものように受診した際に自分から緑内障の検査は出来るのか?と聞いたところ、

正確な検査は出来ないけど、じゃあちょっと見てみるかい?って感じで先生がちょっとよく目を診だして、

「うーん、言われてみれば視神経が歪んでいるね。視神経が歪んでいるから緑内障とは確定できないし、

近視が強い人は歪んでいる場合もあるから、気になるんだったら緑内障を検査する病院で検査してみては?」

みたいな感じのことを言われ、なんか気になったので別の病院で検査をしたらすぐ治療に入らないと!と言われました。

この数年の間、コンタクトが合わなかったり、落としたりと割と立て続けにショッピングモールの眼科には行っていたので

すごくびっくりした記憶があります。

 

コンタクトの処方くらいで、緑内障かどうかなんてしっかりした判断はつかないだろうけど、

少しでもあれ?って思うことがあれば、患者に伝えてくれたらいいのになーって思います。

患者に伝えて、その後どうするかは患者の判断だけど、

目的は違うけど、せっかく眼科まで足を運んで、診察を受けていながら既に中期に突入している緑内障でも

何も指摘されないってなんだかなーって。

病院内には緑内障のパンフレットがあったんだけどなぁ・・・

 

私のネイルパテラ症候群は海外では5万人に1人とされていて、日本ではそれよりも稀らしいので、

病院の先生が患者に出会ったことがないので、多くの先生はこの病気を知らないことが多いとのこと。

私はたまたま整形外科の院長先生が幅広く知識のある先生で指摘をして頂いたおかげで

その病気を自分で調べて、緑内障の発症または高眼圧が多くみられるという情報を知り

自分で検査をしにいき見つかったわけですが、

膝のケガをしていなければ、今でも何も治療に入っていなかったかもしれないと思うと怖いなーと。

 

今、コンタクトって病院に行かなくても購入できる世の中だけど、

わざわざ病院に足を運んだ人には、近視が強い人や年齢的に検査した方が良い人とかに

声かけるだけでも早期発見に繋がることがあるんじゃないかなーって思います。

現に、うちの兄は私の緑内障発覚前に、コンタクト処方でいった眼科でもしかしたら緑内障の疑いがあるから

検査の出来る病院を紹介するから一度検査をした方が良いと言われたそうです。

 

私みたいにならないように、私の周りには一度緑内障の検査をした方がいいよ!って声掛けしています。

それで行くか行かないかは本人次第だけど、全然頭になかったって人がほとんどですから。

 

一人でも中途失明が減る世の中になりますように!

 

さ、明日は週一の通院日。

そろそろ通院の間隔空くかしら???