大阪(梅田)→三宮(JR VS 阪急VS阪神) | 鉄道旅行で名所発掘!「準急橿原神宮前」の鉄よろず話

大阪(梅田)→三宮(JR VS 阪急VS阪神)

さぁ、第2回のザ・対決。今回は関西から
激戦区の1つである大阪・神戸間
梅田から三宮にスポットを当てるぞ!!

まずは運賃
 JR… 390円
 阪急… 310円
 阪神… 310円

こちらは同グループになる以前から阪急・阪神は横並びの運賃。
ちなみにJRは通常の運賃形態からはずれた特定運賃。
ここからみてもこの区間の熾烈な戦いが見てとれる!!

時間帯別所要時間
●始発 
 JR…大阪発  5:00 → 三ノ宮着  5:34 (34分)
 阪急…梅田発  5:00 → 三宮着  5:40 (40分)
 阪神…梅田発  5:02 → 三宮着  5:56 (54分)

●7時台
 JR…大阪発  7:08 → 三ノ宮着  7:37 (29分) (快速)
 阪急…梅田発  7:05 → 三宮着  7:36 (31分)
 阪神…梅田発  7:03 → 三宮着  7:36 (33分)

●12時台
 JR…大阪発 12:00 → 三ノ宮着 12:22 (22分)
 阪急…梅田発 12:00 → 三宮着 12:27 (27分)
 阪神…梅田発 12:01 → 三宮着 12:33 (32分)

●18時台
 JR…大阪発 18:00 → 三ノ宮着 18:22 (22分)
 阪急…梅田発 18:00 → 三宮着 18:29 (29分)
 阪神…梅田発 18:01 → 三宮着 18:36 (35分)

所要時間的ではJRが完全勝利!!
始発にいたっては阪神を完膚なきまでに叩きのめしている感じ。
駅数の少なさがここでは功を奏しているか?
ただし、ほとんどが京都方面からの直行運転であるため
席にありつけるにはかなり大変かも。12両の電車もあって座りやすくはなっているかもしれないが…。
9分9厘座れる阪急阪神はそのあたりでは優位性ありか?
10分待てば次の電車も来るし!!

昼間時間帯の最速達列車本数
 JR… 8本 (快速・新快速)
 阪急… 6本 (特急)
 阪神… 6本 (特急・直通特急)

こちらもJRが優位。やはり、複々線運転の強みがここでも生かされた格好。

最終列車時刻
 JR… 0:28
 阪急… 0:00
 阪神… 0:00

こちらも20分以上の差をつけてJRが遅くまでいられる。しかも
この時刻は普通電車なんじゃが、その3分前には新快速もあって
速達性も抜群!!
乗客のニーズをうまく読み取った運用になっている感じがする。
唯一難ありなのは阪神。この時刻、実は御影止まりの特急で、
そこから先は普通に乗り換えないといけない。


とまぁ、こんな感じか。
ただ、区間を激戦区といわれる区間からずらして考えると事情が変わってくる。
阪神が2010年に営業を開始した阪神なんば線を介し、近鉄と相互乗り入れを行っているところから。
奈良方面から阪神間へのアクセスとなると
新たな対決テーマになってきそうじゃ。