亡くなった叔父が経営していた会社。
とある場所で映画館やらパチンコ屋やらを経営する
○○興業
と言って 表向きは会社なんだけど
裏を見れば
とても サシでは会いたくない人、沢山。
なんとか 細々と やっていたけど、ここ最近の
何とかショックやらで経営は火の車。。
映画館は8月の終わりに閉館。
最終日の最後の上映は
地元の人たちで
涙 涙 の 上映だったらしい。
叔父が いなくなってから いきなり外部から役員になった人たち
俺から見たら
ただの天下り的な
給料泥棒にしか見えなくて…
少し恐ろしいけど…
現社長のT氏を
先日、新宿のホテルのラウンジに呼び出した。
久しぶりに着るスーツ…
って どうでもいい。
ラウンジに待ち合わせ ピッタリに現れた人、T氏は…
年齢は84ではありますが
寸分の狂いのないサイズの上品な紺色のスーツに
エンジ色のネクタイ
襟には 社章。
胸ポケットのスカーフも嫌味なくて
背筋のシャンとした…
スマートで
上品で若々しい方で
どう見ても悪いヤツに見えなかった。
強面の人を想像していたからビックリ。
名刺交換をして
言いたい事、聞きたい事を 言おうとした矢先…
生前に 叔父からT氏宛ての手紙を見せらて
T氏に会社を託すに
あたっての熱い思いが
上品に万年筆で達筆に 書かれていた。
そして一言
『わたしはね、今回の映画館の閉館と一緒に…
会社を辞めました。
死にもの狂いで 守ろうとしましたが
守れなくて 申し訳 ありません』
と 頭を下げた。
天下りの給料泥棒と思っていた自分が恥ずかしく
正直に 今まで自分が思っていた事を全て打ち明け
自分も 深々と 頭をさげた。
会社の寿命は平均して50年…
常に先見の目を光らせ 1歩先 行ってないと いけませんが
手広く 事業を拡張したり
一気に 利益を上げると
つまづく。
今日 会ったT氏
品格の良さが滲み出ていた。
叔父も 文字を見ただけで
知性と品格 滲み出ていた。
見習わなくては…
ということで
T氏に礼状を書いている訳ですが…
私の小学生から進歩ない、この汚い筆跡から判断すると……
私の品格は
客観的にみて
ゼロに近い(-"-;)

』








