時間はその人生の師匠と出会う少し前まで遡ります。
 当時僕は、新しい人が来るたびに声をかけて話していました。そうしているうちに将棋を指す同年代の雅さん(負け続けていましたが笑)や元引きこもりだったユウさんなど、たくさんの友達ができました。

 そうして人生の師匠となるカッちゃんと出会うことになったのです。
 かっちゃんは確か入ってくる時に大声で挨拶していました。俺としげちゃんはその時に話をしていてあまり聞いていなかったのですが、しばらくして僕らの席に座り色々と話し始めました。自分の経歴や、自らの夢、そして夢のために今出来ることなど、そして俺はそれに賛同し、自らの経歴や、持病のことなど。自分のことを全て言いました。

 そうしていって仕事でこうなってしまったことや、自分の悩み、今の辛い事を、カッちゃんに相談し、僕は彼と会うためにこの病院にに入院してきたんだ!と悟りました。
 彼は男女問わずにモテる人間、俗に言う「人にモテる人」でした。俺はまさか20歳を超えてもなお親友が出来ると言うことに驚きました。
 そういう素晴らしい体験をさせてくれたあの入院の日々を俺は二度と忘れないでしょう。

「閉鎖病棟退院後1」に続く

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