アラフィフ主婦りりぃです

2022年3月に

カニンヘンダックスのりんちゃんを

お迎えしました。

どんな状況下でも

その時々にできることを楽しむこと

日々あったことや嬉しかったことを

日記的に綴ったブログです。

どうぞよろしくお願いしますウインク




  6月22日 土曜日



母のステント処置が終わった翌日。



土曜日

特別予定があるわけではないので

気持ち的にはゆったりとした朝。



前日、父が自宅で転倒し

肩を擦りむいていたこともあり

夜中父の動きが気になって

父が静かに寝付くまで

私もなかなか気が休まらなかった。



お父さんもきっと疲れているだろうから

今日は早めに休もう、と

22時頃には

父も部屋に入って行ったのだが

夜中の2時頃トイレに起きてきて、

それから歯磨きを始め、

その歯磨きするのを

何回か繰り返していて

『お父さん、歯磨き終わったんやったら

はよ寝ようで』

と声をかけるも

『よっしゃ、よっしゃ』

と言いながら

自分の部屋に行って布団を整えたり

また歯磨きを始めたり

咳払いやげっぷの声が聞こえてくると

もしかして転倒した時に

どこか打って気持ち悪いのかと心配したり

父が落ち着くまで

寝付けずにいたのだが

ようやく4時過ぎに布団に入った父。



認知症(見当識障害)では

はじめに時間が分かりなくなり

次に場所

最後は人が分からなくなると言われていて




今の父にとって

夜中に2時間も起きて何度も歯磨きをしたり

ウロウロしていて

結構進行している認知症なのかな。

私の方はそこまで迷惑は

被ってはないけれど。



そして

今日のお昼、

ご飯を食べながら話していて

父自身の兄弟の話になったのだが、

1番下の妹の名前が

"りりぃ"だと。



目の前に

りりぃがいるのに

自分の妹の名前が

りりぃだと話している父。



『私の名前、分かる?』

と聞いたら

無言。



『お母さんの名前は分かる?』

○○←母親の名前。



『奥さんの名前は?』

〇〇←合ってる。



『じゃー娘の名前は?』

……りりぃ。

……あー、あんたがりりぃか。




こんな感じになっていくのが

認知症なんだ。




仕方がない、

それが認知症なんだから。




そして午後からは母の面会に行く。




...




病院に行くのにタクシー会社に電話をしたが

電話に出ない。

じゃーと大型ショッピングモールまで行って

そこだとタクシー乗り場に

タクシーがいるかと思ったが

1台もいない💧



私より先に待っていた

86歳だというおばあちゃんも

『こんなことって初めてよ』

というくらい

来ないらしい。



そのあたりに貼ってあった

タクシー会社に電話しまくるも

「あぁ今は無理やなぁ」

とことごとく断られる💧



おばあちゃんは

孫にお願いしてみるかしら…と

言ってスマホから電話をし始め

その間りりぃも電話をかけ続け

すると来てくれるというタクシー会社が

見つかった。



「2台来れます?」

と聞いてみたところ

「ほんまに2台乗ってくれるんやったら」

と言われ、

おばあちゃんが携帯で話している横から

「おばあちゃん、2台来てくれるって

言ってるけどどうします?」

「じゃーお願いします」

てな感じで

おばあちゃんも私も

無事タクシーで目的地に行くことが

できた✨



こっちに来て

移動によくタクシーを使うようになり

タクシーの運転手さんと

いろいろお喋りをしているのだが

今って

GPSで全ての情報が

分かるようになっていて

どの車が

どこでどういう状態で(空車とか)

あるかが

管理されているらしく

窮屈になったと言っていた。



たまたま近くに

2台空車で走っていたタクシーがいてくれて

感謝♡




予定よりすっかり病院到着が遅くなり

着いてから看護師さんに相談。

『私が母の気持ちを無視して

色々決めてしまって、

どうしたものか悩んでいる』

みたいな話を聞いてもらい

担当看護師さん

早急に

婦人科先生や整形外科先生に連絡をとって

調整をしてくださり。



来週再度

話し合いの場を

設けてくださることに。




面会時に会った母は

平穏な雰囲気だった。

「ステントが痛かったーーー!

痛い痛い言うてワーワー騒いだわ。」

みたいなことを言ってて

元気そう。




『看護師さんに

今何時か聞いたら

3時半って言うから

もう、りりぃは来ないかなと思ってた。』

と。



『いやさ、タクシーが捕まらなくて💧』

とベラベラあったことを喋るりりぃ。




大部屋だけど今は母1人。

母にとって

ストレスなく寝られているだろう。




あれこれ持ってきたものを

準備して

『何かあったら遠慮せんと言ってよ。

看護師さんに言えば

伝えてくれるだろうから。』




そばにいて

母の力になれることが

嬉しくて仕方ない。




...




そして夜。

母にどのタイミングで

告知するのか

私の考えが合っているのかどうなのか

夫にLINE電話で相談

(1時間半)




私の考えと夫の考えはほぼ同じで

大丈夫だよね、今はこれでいいよね?

が確認できて

今夜は落ち着いて寝られそうだ。




これまでのことを整理しながら

今後、どう進めていくのがベストと

思えるのか、

周りからは

『何を選択しても正解も不正解もない』

とよく言われていて

『後悔のないように』

ともよく言われていている。




母の病棟担当看護師さんが

これまたとても素晴らしい方で

包み込むように受け止めて下さり

『話が二転三転することだって

あります。

こうしようと決めても

違うと思えばまた立ち止まればいいし

後悔のない選択を』

と言ってくださり

その言葉が心に染み入る。



こっちに来てから

ずっとずっと決断に迫られてて

頭は常にフル回転で

久しぶりに電話で私と話した夫は

あえて話すスピードを落として

会話してくれていたようだ。




明日は日曜日。

翌週からまた怒涛の日が

待っていると思われるので

明日は少し

のんびりと過ごせればいいな。




カレー🍛



*認知症*


以前父の検査で行った総合病院で

お昼にパンを買って食べたのだが

そのパンが美味しかったと

父は当時言っていたのだが、

今の認識は

"パン"ではなくてそこの言葉が

"カレー"に置き換わる。

"あの病院で食べたカレーが美味しかった"

と。

だから父にとって

"カレー"は美味しくて好きなものなのかなと

想像している。



ちなみに言えば

父は前日に座敷で転んだことを

覚えていなかった。



そして私と一緒に

UNIQLOに買い物に行ったことも

覚えていない。



でも

具体的な記憶はなくなったとしても

あの時に感じた気持ちみたいなものは

残っているんじゃないかなと。



だから毎日

楽しい時間を過ごせるよう

父の好きなものでいっぱいに

してあげよう!



今夜はカレーだよ♪

と言うと

嬉しそうな声が返ってくる。



またカレーか、ではない。



毎晩カレーでも

今の父にとっては

それはすごく嬉しいこと。




父が感動しながら食べていた

もなかも買い置き❤️


これも

2回目に食べた時に

「こんなうまいもの、初めて食った」

と言っていた。



お昼ご飯は

買ってきたオムライス。

卵は小さくしてあげた方が

食べやすい。




父との生活は

新しいことの発見ばかりで

毎日が面白い。




私が楽しいんだから

父も楽しいかな。




そして不思議なことに

母がハードだと

父にも伝染している気がする。




特に父と母は

なにかで繋がってるんじゃないかと

感じるほど。

 



母が下痢をした時父も下痢。

母がステントして傷ついた時

父も転倒ですり傷。




全く関係ないことだけど

同じタイミングで起こるのが

とても不思議だ。





※通帳キャッシュカード届く

※室内履きと靴を返品





最後までご覧いただき有難うございました

照れ


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