アラフィフ主婦りりぃです

2022年3月に

カニンヘンダックスのりんちゃんを

お迎えしました。

どんな状況下でも

その時々にできることを楽しむこと

日々あったことや嬉しかったことを

日記的に綴ったブログです。

どうぞよろしくお願いしますウインク




  6月17日 月曜日



前夜から色々考えていたら
結局一睡もできず迎えた朝、


気持ち悪っ…



でもここは踏ん張りどころ。



悩んで悩んで

今日、父をサ高住に入居できれば

明日からの母の手術に専念できるから

できれば今日から入居したい、との旨のLINEを

担当ケアマネさんにする。



そして今日の15時から

賃貸契約を結びにサ高住に行くことに。



午前中

父のことを説得しようと

色々話すも

全然話にならなくて

行かない、の一点張り。



りりぃ悲しくなって

『なんもお母さんのこと考えてあげてない、

お父さんは自分が嫌や言うばかりで

そんな風にしか考えられないなんて

娘として情けない』

と泣きながら吐き捨て

母の部屋で1人大泣き。



父の甥に

説得を頼もうと電話をしたら出ず

折り返しかかってきた時は

大泣きしていたところだったから

出た瞬間

😭😭😭😭😭😭😭

の勢いでいろいろ話して。



甥からは

『入居の時は一緒に行ってやるから』

と言われて

心強く感じた。



…と思っていたら今度は

見知らぬ電話番号、

母の病院からだった。



『○○さんが昨日から下痢していて

血液検査でCRPと白血球の値が高いため

明日の手術はできず、延期になります。』




ケアマネさんに連絡して

手術は伸びたけれど

父の入居は早めにしたく思っている、

今日、契約の話をしてきますと。




それから

こちらに来て初めての食料品の買い出しに。

これプラス、リュックね。


作り置きしてくれていたおかずが

もうなくなったので

カレーとかを作ろうと。




お昼を過ぎて自宅に帰ると

父は自分でご飯を温めて

梅干しで食べ終わっていた。




買ってきたお弁当を

食べる?と聞くと

少し食べていくと。




その間に

夕飯にカレーの準備と白米を炊く。


 


父のデイケアは13時35分頃に

いつもお迎えに来ているのだが

父、自分で時計を確認して

『あぁ今13時か、じゃーあと35分あるんか』

と。



母が常々

お父さんは何もしない

何も分かってない

私がいちいちうるさく言わないと

なんもせんのや

みたいなことを言ってたのだが

父曰く

『それはお母さんがいてやってくれてたから

しなかっただけで

1人になったらやる』

今はなんだか

"わたしできますアピール"が

ちょこちょこ見受けられてて。



そして

実際に

私がここに来て6日目なのだが

初日の父は

確かに食事中もよく寝ていて

朝ごはんに2時間とかかかっていたのが

今朝は私は泣いてたので知らないが

前日は1時間になってたし

うとうとしている時間が

明らかに減ってきている。



わたしがよく話しかけるからか

父もよく喋っていて

今朝はテレビを見ながら

あーだこーだ

あんなのがあるんだ、とか

インプットしようとする姿勢を

感じられる。



母と2人だと

話しかけてもなんも返事しない

って言っていたけど

私とだからかよく喋る。



でも

同じ話を聞いてくる。



今朝も母がなんで手術するか

覚えてなかった。

(でも夜には足の手術、と覚えていた)



そして父は

自分で時計を見ながら

早めの行動をし

時間になったら、ご機嫌な声で

『それじゃー行ってきま〜す』

って、なんか可愛い☺️って

思っちゃった。




昨日父の日でプレゼントした

シャツを着て行ったよ✨



父を送り出したら

タクシーで母の病院面会に向かう。

いつもなら電車だが

この日は徹夜明けなので

無理しない。



母曰く

下痢は昨晩3回くらいなっただけで

今はない。

でも左の腸のあたりが痛いと。



部屋に来た看護師さんに聞いたところ

便の検査をする予定とのこと。



それで

背中をウェットティッシュで

拭いて欲しいと言われ

拭いてあげると

ついでに背中かいてと言われ

かいてあげた。



子供の頃から

よく孫の手代わりに使われていて

それがすんごい嫌だったけど

嫌といえなかったりりぃ。



また明日、と部屋を出る。




血圧も脈拍も、今日は高め。



それからサ高住契約に向かう。

ここもタクシー移動した。



そしてサ高住の看護師さんが

契約についての説明をしてくれることに。

その際に色々父の様子を話して

入らないって言ってると伝えたら



『騙して連れてきて、っていうのは

本人からしてみると

一種の虐待ですよね。』



と言われ

ハッとしたりりぃ。




それと

前日の見学では

デイケアをたのしみに行っている父に

○○に行けると言っていて

実際は行けず

施設併設のデイサービスを

利用できると言っていたのだが、

看護師さんの話だと、

施設併設のデイサービスは

外部からの人達向けで

入居者向けのものもあるけれど

今は定員でいっぱいだと。



それだと

ここに入っても

動きたい父はなにもできないんじゃ?

話が違う。




そして

父のフロアの方の雰囲気を聞くと

介護度の高い方用のフロアなので

例えば痰吸引をする

ズズズズズーっといったような音が

聞こえたりすると。



あぁ、絶対父に

『ここに居たら病気になる』

って言われると思ったりりぃ。




そしてその看護師さんが

『お話をお聞きしている限り

お父様、割と自立度が高そうですよね。』

と。



あ、ここじゃないかも。




途中から

サ高住ケアマネさんに代わったのだが

前日には感じなかった

変な違和感を

電話でも、直でも感じ

これって違うのかな、と思い始め。




ひとまず

契約日は19日になっているので

書類を持ち帰り

明日、母の気持ちをよく聞いて

またお返事いたします、と。




父と母はずっと2人でやっていて

二人の生活に関わってくることなのに

両親の了解が得られないのに

娘と言えど外部の私が勝手にサインすることは

なんか違うように思う、

母の気持ちをもう一度確認してきてから

ご連絡いたします

みたいなことを力説してしまっていた。




家に帰る🚕

運良く目があって止まってくれたタクシー




りりぃが帰宅すると

父はすでに帰ってきていて

いつものように掃き掃除をしていた。




夜、今年初のとうもろこし🌽

めっっっちゃくちゃ甘かった‼️


父要らないと言うので

りりぃ丸々1本食べた♪




この日の夜も

父はほとんど寝ずに

ご飯を食べていた。




なんかやっぱり

覚醒してきているような感じ。




.

.

.



そして

こちらに来てからずっとシャワーだったんだけど

お風呂にゆっくり浸かりたいと思い

お湯を溜める。




出てきてから父に

お風呂入らない?と促すも

入らないと。




『なんでお風呂入らんの?』

と聞いてみたところ

『本当のこと言うと恐ろしいんや』と。 

私がお風呂に入ったら

出る時に窓を開けるのだが

父が、寝る前に窓を閉めようと

浴槽に入って閉めたものの

浴槽から出られなくて困ったんだと。

椅子を浴槽の中に入れて

そこに立ってやったと。




ガーンガーンガーンガーンガーンガーン




出る時も

自分で跨げず出られなくて

それも椅子の上に乗ってから

出たんや、と。




ま??????😱😱😱

転んだら終わりなやつやん!!




あの手この手で

入ろうと誘ってみるけど

ダメそうだったから

足浴だけ台所ですることに。


むくみのある足を見て

『ワシの足、こんな太くなっとんか』と。


それから垢を落としながら

浮腫があるところをマッサージしたところ

なんかめちゃくちゃ細くなった父の足!!

一時的ではあるのだろうが

『気持ちいい、よく寝られるわ』

と言ってたから

良かった!!




この辺りから

なんか父の変化を見ているのが

楽しくなってきているりりぃ。



そして

このまましばらく

父と一緒に生活していき

父がどんな風になっていくのか

見ていくのも

面白そうだなと思うように。



...




友人から

『どう?』とLINEをもらい

その友人も

自身の母と伯父伯母を見ていて

いまは叔父の2泊の検査入院のために

叔母を今日ショートステイに入れたけど

帰る帰ると大変で

施設から電話がかかってきて、との

状況。




お互いのことを

ダダダダダーーーーーと話し

友人(A)から

『それさー、ケアマネさんおかしいよ!

お父さんもお母さんも嫌ってるんだったら

私だったら絶対に変える。』

と。



父と母のことを

もう何年も知っていてくれて

本当にお世話になってきたのだが

わたしもそこまで信頼しているわけではないけど

ずっとお世話になってるしなぁ…と

声をあげられないでいたのだけど

この際、思い切って変えるのも

いいかもしれない。



そしてAは

認知症のお母さんを

ショートステイ、サ高住、グループホームと

渡り歩いてきた経験があり

詳しく説明をしてくれる。



そしてAの叔父さんの検査入院は

わたしの父と同じ前立腺がん。

わたしの情報を伝える。



お互いに今必要としている情報を

お互いに交換しあえるという

ものすごいタイミング!!



...




1時間ほど話して電話を切り

父に聞いてみた。




『お父さん、U(ケアマネ)さんのこと

好き?』



『すかん』



『あの人はな、

なんでも自分の手柄にしようとする』

とか



『サ高住は

あの人が言い出したんか』

とか



『なんでも話の最後に

お金の話になった時は

あぁ、うちはお金ないんで、と

断ろう』

とか



『話半分

って言って

なんでも話は聞いても

全部受け取ったらいかん』

とか



『つまらん人間に振り回されたらいかん




もう

刺さりまくり




『お父さん、サ高住やめるね。

これまでごめんね、私が未熟やったわ。

お父さん、やっぱりすごいわ!

勉強させてもろたわ。

まだまだ長生きして

いろいろ教えてな!!』



思わず痩せ細った小さな背中を

抱きしめながら言った。



ついでに

『お母さんのことは好きなん?』

と聞いてみたら

好き、とは言わなかったけど

『早く家に帰ってきて欲しい』と。



『いつもお母さんから

叩かれたり、つねられたりしとるやろ。

あれはどう思ってるん?』



『あぁ、

可哀想やなぁ、と思っとる』



『ん?可哀想?』



『わたしができなくて

ごめんなさい、って

お母さんが可哀想と思っとる。』

おそらく申し訳ない気持ちの可哀想かな



『それにしても

叩かれたりするの嫌やろ?』




『いや、わたしはそーゆーの

気にせん』




『分かった。今までごめん。

わたしの考えが間違ってたわ。

でも、お父さんの幸せを絶対に考えてて

どうできるかを考えるから

それだけは間違いないから。』



と伝えた。




脱帽




父はこの家で

お母さんが帰ってくるのを

1番待っている。



『あのマンションは都会にあるやろ。

周りは鉄筋ばっかりで。

わたしはあーゆーのはすかん。

やっぱりこの家みたいな

周りには田んぼがあって

木で作られてるこの家が

1番好き。』




サ高住に行くということは

生活の棲家を変えることと同じ。




そして

いつも夜遅くまで

ダイニングキッチンの掃除をしている父。



『もう12時になるんやけん

はよ寝ようで。』



と言ったら



『夜は静かやろ』

という父。



ダイニングキッチンは

いつも昼間は母がいる。



『あ、分かった!

いつも昼はお母さんがおるけん

気ぃ遣って掃除できんのやろ。

あーね、そやろ?』



と聞いてもなんも言わない父。




『大丈夫大丈夫、

お母さんには黙っとってあげるけん。

でももう遅いから

早く寝よ。

早寝早起きがええって言うやん。

お父さんは

遅寝早起きや。

だから昼間居眠りしてしまうんよ。

早寝早起きは健康のもと!

もう寝よう?』



『おっしゃ、もう寝る』



...



それから私も

母の部屋に入って

睡魔が襲ってきたので目を閉じた。




目が覚めたら

翌日7時半。




7時間ぶっ通しの爆睡。




体も気持ちもスッキリとした朝

今ブログを書き終えたところで

投稿👆





最後までご覧いただき有難うございました
照れ


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