野生虎鹿保護区

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三度の飯より 東方 神起
ユノペンの綴る拙い駄文でホミンを愛でる
完全自己満ブログ

自分のおかずを自分で拵える自炊ブログですが
うちのホミンちゃんをつまみ食いしていただける
と嬉しいです。※腐向け BL表現有り 観覧注意

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それからというもの


僕はヒョンとの約束通り

その日のうちに彼女に話しかけ


毎日 メールのやりとり
時には長電話までする仲になった



初めて 彼女に自分から声をかけたあの日


照れ臭くて 狼狽えてしまう僕に

優しく微笑んで連絡先を教えてくれた

その微笑みに 彼女に持っていた先入観とか偏見とか そんな塊は 雪解けみたいに優しく 容易く溶かされてしまった


優しくて柔らかくて


春風の様な人


だけど時折
勝ち気で夏の太陽の様な 一面も持っていて


話していて飽きない


僕にとってそれは居心地のいいものだった


ユノヒョンが好きになったのも頷ける


彼女は知れば知るほど本当に素敵な女性だった




最初は言われて始めた関係だったけれど

僕は彼女との 日々のやりとりを純粋に楽しんでいた


一方、お互い多忙で 連絡先を交換したあの日以来顔も合わせていない


彼女からの一日の出来事や微笑ましい写真が添付されたメールに日々癒されてはいたものの

会えなくて辛いとかそういった感情は沸かなかった
もちろん もし会えたら嬉しいし やっぱりドキドキするけれど


向こうも 特に僕と会えなくて寂しいとかそういう風じゃなく 自分の生活を 毎日全身で楽しんでる様が メールからも見受けられたし

僕も彼女のそんなところが好きだった




ただこれを恋かと聞かれると

それが疑問だった




彼女は本当に
僕にそういった類いの感情を持って歩み寄ってきたのだろうか


僕がヒョンに募らせていたあんな気持ち

僕はあれが恋だと思っていた

恋の形は人それぞれにせよ

あの貴女が僕を想って切なくなる姿なんて到底想像もつかなくて


僕はその一点だけに 疑問符を持ち続けていた

僕に語りかける口調はまるで 友達か弟に接するかの様で かつての彼女のユノヒョンへの態度との差に ?マークを浮かべてしまう

甘い声
甘い表情が蘇る


今度会えたら

問いただそう




もしかしたら いや、 やっぱり

彼女は同じ穴の狢なのかもしれない





「チャンミナー 携帯ばっかいじってないでさ 寝る前ちょっとだけウイイレ しようぜっ 」


ソファーに寝そべりながら
そんなことをぼんやり考える僕も

やっぱり 僕を呼ぶ声の主のことが


まだどうしようもなく 好きだったりする



「チャンミナ?」


「はいはい…」



今日は ヒョンの部屋

明日は仕事の始まりが遅いから

朝までコースかな…

喧嘩にならないといいけど

相変わらずサッカーゲームで喧嘩するような兄弟の様な間柄だけど


僕はヒョンの側に居られるだけで嬉しくて



うん これが恋だ と


僕は改めて思うのだった