どうも!
ノリスケです。
私はYouTubeで朗読配信をしています。
今回は水野仙子(1888-1919)の『悔』を朗読しました。
作者のことについて、私は全く不案内だったのですが、冒頭で少しプロフィールをご紹介しています。
水野仙子は、田山花袋に見出され、田山宅で内弟子となりますが、田山花袋の代表作である『蒲団』の女弟子の芳子のモデルとなった女性は、同門の岡田美知代であり、水野仙子ではありませんが、『蒲団』で、芳子の恋人、秀夫のモデルとなった永代静雄と岡田美知子が別居した後に、岡田と水野は同居したそうです。
『悔』は、大正4年に発表された作品であり、青空文庫に公開されている原文は、漢字に全て歴史的仮名遣いでルビが振られており、朗読者泣かせの作品でした。
例えば「酔う」に「ゑう」とルビがあり、どう読むか?
何も考えず「えう」と読むのが一般的でしょうが、「酔う」を「えう」と読むのにどうも違和感を感じ、いろいろ調べてみると、このような解説がありました。
「□efu」は「□yō」と読みます。例を挙げれば、「酔ふ(ゑふ wefu→efu)」は「ヨー(yō)」 と読みます。しかし、この語は現代語では「ヨウ(yo'u)」 と発音しますから、気をつける必要があります。
出典: 歴史的かなづかいの読み方を誤る例
このように、いつも試行錯誤しながら、朗読しています。
余談が過ぎましたが…
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