どうも!ノリスケです。
私はYouTubeで朗読配信をしています。
中島敦とパラオ🇵🇼に関する話はまだ続きます。(笑)
有名YouTuberさんが、パラオの過去・現在を解説している動画を見ました。
内容としては、ネットで得られるような情報が多かったのですが、流石、人気Youtuberさん、現地取材も交えて、分かりやすい言葉で、面白くよくまとめられていると思いました。
大東亜戦争での日本の敗戦により、パラオはその後50年間、アメリカの占領下に置かれることになります。
しかし、今でも日本の統治時代に根付いた数多くの日本語由来の外来語など、パラオの文化には日本の影響が色濃く残っています。
パラオでは、インスタントラーメンのことを総称として「サッポロイチバン」と言うそうです。😆
その他にもたくさんの意外な日本語が残っています。
日本がパラオでやっていたことには、今の人権感覚からしたら、おかしなこともあったのかもしれませんが、日本はパラオに対して、欧米諸国が行った、専ら資源や労働力の搾取といった植民地に対する扱いとは異なり、自国の一部として向き合っていたことは理解できます。
日本はパラオに南洋庁という役所を作り、社会インフラ整備を行いました。
学校教育にも力を入れました。
その南洋庁で教科書の編纂など、教育行政の仕事をしていたのが、中島敦です。
この動画の中に、日本統治時代のパラオの学校の子どもたちの写真が紹介されていましたが、よく見ると中島敦が一緒に写っていました。
小説の中にも、パラオで学校訪問に行った時の話が出てきます。
ぜひ、この動画と私の朗読とを併せてご視聴いただければ幸いです。
『環礁――ミクロネシヤ巡島記抄――』