踊る以前の問題、体力不足…。
 

 

2024年8月29日(木)
 

 

 

 

 

大学時代に腰の手術を受けたのですが、後遺症が残り、それを改善するために、「ルンバウォーク」というダンス用の歩き(モデルさんが歩く歩き方に似ているかな) を長年リハビリとしてやっています。

 

 

やり始めは大変でした。摂食障害もあったので体力もありません。

家から一番近い駅(15分)に行くのですら休憩を入れないと行けない。

東京の練習場に行くのは、果てしなく遠い。そこにたどり着くことが私のゴールでした。

 

 
練習場に行っても練習になりません。
練習場に来ているカップルに対して、「あっちはプロ、こっちはアマチュアだよ…。違いが分かるか?アマチュアの方が派手に見えるだろう?」「あの上手そうな人?アレは留学から帰って来てまだ間もないな…」というような雑談が中心。

 

 

私に対しては2つ3つのステップを教え「めちゃくちゃでもいいから、ともかく動け―。」という感じでした。

楽しかったです。ただ、体力が…、、、音楽の何小節かでエネルギー不足。

 

 

「目が…、目が回るぅ、目の前に星がチカチカ…。」

 

 

 

 

 

(結婚前) の知り合いの医療関係者や医者からは、「何かトラブルがあったら責任問題になって大変だから私とは関わらない方がいい。」と言われていたそうです。そのぐらい私の健康状態は悪く見えたそうです。
 
 
当の本人は、それに全く気が付いていません。
でも、70歳過ぎのご年配の方が1曲を平気で踊りきる…、とても元気で明るい。
33歳の自分よりもはるかに体力があることに、何で自分は体力がないのだろう?と感じていました。
 
 
当時の自分としては、東京に出られたこと自体が驚きでした。自宅から30分かかるJR駅まで休憩を入れながら歩いて
到着した駅で一度コーヒータイム。座れる電車で体力を温存し練習場に向かう…。途中、階段の昇降もあり、かなり体力を消耗しました。片道3時間はかかっていたと思います。
 
 
「やはり音楽に合わせて体を動かすのが好きだったのだなぁ…」と。
 
 
東京に出るだけでも大変なのにダンスもして…、また家に帰る。
それだけの体力がどこにあったのか…、こういうのを「気力」っていうんですね。

この時に、自分はダメなんだと諦めなくて良かった。

 

 

20年後の自分は、当時よりもはるかに元気で頑丈です。

 

 

 

 

私の趣味の思い出話…お気遣いの「いいね」は不要です(*^-^*)

 

社交ダンス、やり始めはしんどかった。|おわり