お医者さんとはいえ、通常の回診で男性5~6名に全裸を見られるのは、記憶にずっと残る。

 

 

2024年6月28日(金)

 
 
「パニック障害予備軍」になった理由を探したくて
昔の記憶をさかのぼる旅をしています。
自分の中で「性」の価値観が大きく変わった出来事を思い出しました。

 

 
 
過去の記憶をさかのぼって行く中で、思い出したくない、忘れかけていた出来事も
数年前の出来事のように一緒に思い出すことがあります。
 
 

思い出したくない記憶、それは「素っ裸の回診」

 

 

腰の手術が終わって1週間ほどしてから(当時は術後1週間はベッドから動いてはいけなかった)

婦長さんが「今日の教授回診(教授を先頭に他のドクター5~6名がぞろぞろ付いてくる)では、腰の傷を見せるから。」と言いました。

回診の直前にうつ伏せの姿勢をとり、手術の傷以外の部分はタオルで隠してくれれば良かったのに…、、、、

傷を見にくるのが目的でしょう?

 

 

教授とお付きの若い先生5~6名が回診に来た。

婦長さんが「そぉれ!」と肌着を取った姿は、ほぼ素っ裸。

胸も陰部もほぼ丸見え状態…。(当時22歳の女子) 

 

 

続いて、丸太を転がすように私を「そぉれ!」とうつ伏せにした。お尻丸出し。

 

 

相手は医者で男ではない」と割り切るしかなかった。

ヌード撮影の現場か?見やがれ状態。とても長い時間に感じました(恋愛経験もない、当時22歳の女子です) 

 

 

教授も若いお医者さんもほとんど顔色を変えない。

しかし、最後尾にいた1人の研修医が目を反らした。そのしぐさで分かった。

本当はここまで「見せる」必要はなかったのだと。

 

 

当時の婦長さんの行動、気遣いのなさには疑問が残ります。

なぜ傷だけを見せるようにしなかったのだろう…。

 

 

面前で…医師とはいえ、複数の男性の前で素っ裸は、あれが最初で最後。

年月が経っても思い出した時には、嫌な気持ちになります。

 

 

私が「性」に対して偏見な考えがあるのも、この影響はあるかもしれない…。

あと、自分の「女」の体にも嫌悪感を感じることも。大きめの胸が嫌で美容整形に行って胸を削りたいと思ったことが何度かあったな。

 

キューピーちゃんだったら、全裸でもかわいい笑

 
 
退院をしてから、同室の人のところに、一度お見舞いに行ったことがあったのだけれど、私の裸に目を反らしたドクターが、目を見開いて私に対して物言いたげだった表情が今でも忘れられない。
この先生は、いいお医者さんになって欲しいなと思った。
 
 
「昭和時代だから仕方がないよねー」と、50代のオバサン(私)は割り切ることにした。書いて「投稿」ボタンを押したら、自分事から離れたようで、スッキリした感じです。「はいっ、この件は終わりっ」
 
 
 

 

30年以上前のことなので、不快に思った記憶が強すぎて言葉使いが強めです。

お気遣いの「いいね」は不要です。お付き合い頂きありがとうございます。(*^-^*)