今でこそ、歯医者に行けるけれど…あの時の異常な緊張感は…。

 

2024年6月17日(月)

 

 

 

 

 

最近、10年程前に投稿された「パニック障害」を体験された方のブログを興味深く読んでいます。

過去の自分の体験を思い出しながら読んでいるので、1日1話をゆっくりゆっくり。

 

 

「歯医者に行けない。」話が書かれていて、ふと思い出した。

「私も、歯医者に行くことに、とても緊張していた時期があった。」

 

 

 

診療台に案内されて待たされ、「こんにちは」とお医者さんに声を掛けられると、「逃げられない」という恐怖心を最初に持ってしまう。手の平や脇の下に尋常じゃない汗をかく。歯を削る音がいよいよ緊張感を増幅してくれる。
治療が終わった時の安堵感と肩こり。

 

 

歯の治療をする時の緊張感は、そういうもので仕方がないのだと思っていた。

私が異常に怖がりなのだと…。

 

 

しかし、あれっ? それって飛行機に乗った時の「逃げらない」恐怖感と同じものではないか?

歯医者のコレも、「不安神経症=パニック障害」だったのか?? 

 

 

そういえば、夫から何度か私が「パニック障害」じゃないかって言われることがあったけれど、当時はまだ現役で仕事をしていので、「パニック障害=物事を冷静に判断できない」と言われたようで、反発心がすごく強かった。

 

 

 

 

今は歯医者さんが怖くない。
ひょんなことからテナント探しを手伝うことになって、以来、沖縄と内地でお互いの近況を報告しあうLINE友達に。
気心が知れた相手だから大丈夫なのか、コンビニで働いている大学生のお兄さんみたいな雰囲気で威圧感がないせいなのか、
診療台に座っても、手の平や脇に汗をかかない。

 

 

予備麻酔をしてから、本麻酔をしてくれるので注射の怖さもない。
「またねー。」と手を振って帰れる余裕。
 
 
 
 
 
私の場合、強い恐怖を感じたのは飛行機と歯医者。電車そのものに怖さは感じなかったけれど、電車が地上から地下に入る時と、高速バスに乗って羽田空港に行くときに海の下のトンネルを通る時はとても緊張する。「早く抜けて欲しい…」
 
 
もう少し過去の記憶をさかのぼって、「不安神経症=パニック障害」のような症状がいつから始まったのか知りたくなった。