夫ががんと分かる前の写真、複雑な心境。

 

2024年5月20日(月)

 

 

 

 

2021年9月の画像を見つけた。この1ヵ月後、人間ドックで「悪性腫瘍の疑い」とコメントを受ける。

この頃は、ダンスの練習がうまくいかなかった時期でお互いのイライラもあり、人間ドックの結果をちゃんと読まなかった。

あの時、すぐに動いたら ”副腎” まで切除しないで済んだのかな…。と複雑な心境。

 

 

この当時の動きは、成功3、失敗が7で、一歩動くごとに「止まれ!」と言われて相当注意されていた時期。これも動きの注意を受けている最中のひとコマ。夫の言っていることが理解できなくてイライラしていたと思う…。

今、見ると確かに…、次の動きが失敗するのが分かる…。

 

 

 

75歳の時の夫。お腹に大きな腫瘍を抱えているとは思えない…。

 

 

 

相手を思いやる気持ちが薄れたことで、ステージが進んでしまったと思う。

この当時は、肉腫ががんということも知らなかった。「腎臓は腫瘍と一緒に合併切除、肺にすりガラス状のモヤ、抗がん剤や放射線が効きにくい…治療方法のない、ステージ4かな」と医師から言われた時、余命宣告に聞こえて2年は生きられないと思った。 



でも、2年経ってもダンスを楽しめている。腎臓が1つになったので、強い疲労を翌日に残さないように気を付けている。

 まだ、楽しめそうです。