ガリガリ君
 
 

2024年4月26日(金)
 

  

 

 

私は食べるのが遅いのと、食べられる量が少ないので、外出先で、棒アイスを食べることがほとんどないのだけれど、沖縄の4月は暑い。夫と公園を散歩していてアイスクリームが食べたくなった。目に入ったのが「ガリガリ君」。

 

 

少し前に、読んだブログ…。がんの末期の方で、家族が色々な食べ物を差し出しても、首を横に振って何も口にしなかったのに、「氷菓子」を見せたら、これまでにない笑顔で美味しいと食べたそう。数日後に亡くなられたそうです。

氷菓子が「ガリガリ君」だったかどうかは分からない…。

 

 

何十年かぶりに「ガリガリ君」を買ってみた。

喉をス~ッと氷が通りすぎる…、胃に負担がない。

 

 

病院の冷暖房完備の施設の中で、アイスは「??」と思ったけれど、末期の人が食べられる理由はコレなのかもしれない。

放射線治療の副作用で味覚症状のある方も、美味しく食べられたとのこと。

夫も美味しそうに食べている。

 

 

あぁ、思い出した。そういえば、30年ぐらい前に呼ばれた結婚式で、食事と食事の間に「ソルベ(シャーベット)」が出たのが強く記憶にある。「なぜ、このタイミング?」と思ったけれど、口の中がリセットされ、次の食事がすごく美味しく感じた。

 

 

2年前、夫が栄養失調で退院した時に、「ガリガリ君」は思いつかなかったな…。

自分が普段食べないものは、アイデアの中に浮かんでこなかった。