こんなお別れは納得できない!ドンクの店長に会いに行く。
 
 

2024年2月10日(土)

昨日、異動の話を突然告げられて、

今日が沖縄勤務の最後日と思ったら
昨晩は、なかなか寝付けなかった。
モヤモヤ感が残る。沖縄を発つ前にもう一度会いに行こう!

 

 

 

 

 

やはり納得できない: 会いにいこう!】

 

 

金曜日に異動の話を突然告げられて驚いたところへ、さらに明日(土曜日)で勤務終了という。

その日は、虚脱感が…、、

夫は長い人生の間で、仲の良い人との死に別れも繰り返しているので、あまり動じなかったが、私はうろたえてしまった。

 

 

 

翌朝になっても私の気持ちが落ち着かない。「今日が最後、最後…、最後。」

昼過ぎて、もう沖縄を発ってしまったのかなと時計が気になる。

 

「挨拶回りで忙しく、もしかしたら、会えないかもしれないけれど、行くか?」

 

 

と夫が聞いてきたので即答で会いに行くと言った。

昨日のまま、お別れは寂しすぎる。

 

 

良かった。会うことができた。
話をすることもできたし、LINEの交換もできた。お互いに別れを惜しんだ。
「これからも連絡取りあおうね。」と別れることができて、

やっと、「行っていらっしゃい」という気持ちになれた。

 

 

 

会いに行ってよかった。
会いに行って本当によかった。
 
 

やらなかった後悔は、残る…この先もずっと…。

 

 

最後に彼のお得意の「毒」を聞くこともできた。
夫の「後腹膜脂肪肉腫」の治療方法の話も出た。治療方法がないので
試行錯誤でこちらが提案する話も医師が柔軟に聞いてくれるんだ…という話をしたら、

 

 

「医師が、色々話を聞いてくれる、まぁ、実験台やからなー。」
 

 

 

 

これだよな!この店長のノリ。

彼だから許されるこの切り返し。「綾小路きみまろ」節、心が軽くなった。

ずっと、友達でいたい人だ。

 

 

 

最後に握手を交わした。ものすごく体が細いのに、腕は太かった。

こんなに筋肉質で、腕が太い人だったんだ。パン屋さんの腕だ。

 

 

今日は、清々しい気持ちで、店を後にすることができた。

夜中に目が覚めて思い出してしまったが、悔いがないので気持ちの重さはない。

昨日と今日でこんなに気持ちの差があるんだ。やはり後悔はしちゃダメだ。