「後腹膜脂肪肉腫」術後2年、76歳夫ののジョギング姿
 
 

2023年2月7日(火)
 

 

手術後の後遺症、胃の下垂による不快感を防ぐため、
買い物や運動の時の腰痛ベルトは必須。

腰痛ベルトをしていれば、少しだけ走ることもできる。

  

 

 

 

腰痛ベルトを装着することで痛みを抑え 少しだけ走れる

 

 

「後腹膜脂肪肉腫」の手術後、日常生活で不便を感じているのは「胃の下垂」。

腰痛ベルトで、胃を持ち上げないと落ちるところまで落ちて、強い不快感を感じる。

話を聞いていると、女性の辛い生理痛…、子宮が引っ張られるような痛みに近い。

 

 

腰痛ベルトによる補助や、整形外科の理学療法がうまくいっているせいか、
今のところ、消化器系のトラブル(便秘や腸閉塞)もなく、うまく生活できている。

 

 

最近、私がジョギングに興味を持ち、走る習慣ができたことで、
夫も気分が乗った時は、少しだけ付き合ってくれることもある。

まだ初回手術で、体力があるからかもしれないが、手術の後遺症があっても、腰痛ベルトで胃を持ち上げれば、動画のような感じで走ることができる。



外から見て「病人と気を使われたくない。」と、退院後2年間、リハビリの頑張った結果だなと感心する。



術後は無治療(治療を放棄したわけではない)抗がん剤や放射線の効果が得られにくいタイプのがんなのでやらなかっただけ。今は、自己免疫を上げる運動ぐらいしかやることがない。


 

本人に動画を見せたら、満足の行く走りではないようで…。

「お腹をかばって走っているなー、胃がやっぱりなー。」と悔しそう。

 

 

再発が避けられない「がん」なので、運動できる時は、思い切り体を動かして体力を維持したい。

 

 

 

76歳のおじいちゃんが走る、走る。
負けないで、最後まで走り続けてね。