食生活で治らない夫のイライラをデパスで押さえる。
 
 

2022年11月24日(木)
 

食生活の改善で、夫のイライラは半減したけれど、

術前のような状態には程遠い。
今日、もう一度、夫のイライラについて相談する予定。

 

 

 

 

夫婦間で解決しにくいこと: 医師に相談して正解〇】

 

 

がんセンターでの検査データをかかりつけ医に渡しに行った。

医師の診察前に、看護師の問診。血圧・酸素量、処方してほしい薬、最近の様子を話す。

看護師さんには、「夫の日常のイライラが止まらなくて、”月”にでも退避したい気分。」と冗談ぽく話しただけだが、

 

 

医師から診察室に呼ばれた時、「今日の主訴は、イライラだな。」と…。
看護師さんから医師に話が伝わっていた。夫も「一度怒りのスイッチが入ったら止まらない。」と続けて自分から話してくれた。
前回のイライラは、栄養素の問題で消化吸収の良い食べ物を多く食べるようにしたことで解決した。血液データからも栄誉改善が見られるとお褒めの言葉。
 
 
で、今回のイライラは、栄養問題とは別の問題と考え、夜に飲んでいた緊張をほぐす薬「デパス0.5mg」(興奮して寝られない時に飲んでいた)を、日中イライラする時に飲むようにしてみては?との提案。かなり落ち着くと思うよと。
 
 
腎臓の値が悪いので、新しい薬を出すのではなく、これまで使用して問題のなかった薬で工夫してみよう…と。
薬を飲む判断は「旦那に任せた方が良い」とのこと。
 

 

 

医師の言葉が効いているのか: 1週間怒りが収まっている】

 

 

その後の夫の様子、薬より、医師の言葉が一番効いているのか、イライラを自制しているのが分かる。

イライラ時の対処方法を知ったことで安心感を得たようだ。

しかし、2週間ほど経過した時にイライラが爆発。薬を飲むタイミングを忘れて興奮しまくる。

私から薬を飲んだらと言いたいが、「飲む判断は夫に任せること」と医師に言われているので、何も言えない。

言ったら火に油を注ぐようで、もっと興奮してしまいそうだ。

 

 

 

夫は1人で何でもできる。”やらなければいけないこと”を先延ばしにはできない性格。しかし、手術を受けて体力がなくなっているので「やれるのにできない」イライラが大きい。

夫は、自分の命は80歳ぐらいまで、あと5年はないと思って焦っている。がんセンターの医師からは「脂肪肉腫の再発は時間をかけてゆっくりだ。」言われてはいるものの、「やらなければいけないこと」や「やっておいた方が良いこと」を思い出した時は、自分の記憶から消えないうちに早く処理したくなるのだという。

 

 

 

本当はその分を私に補助してもらいたいと思っているのだが、私自身は音痴がつくほど「事務処理が大変苦手」。

夫専用の秘書でも雇わないと無理だと思う。事がスムーズに処理できないと”噴火”する。

 

 

かかりつけ医に相談してからは、私に強い圧力をかけないように意識しているのは感じる。

私の血圧も少し下がり、頭痛、耳鳴り、便秘もいくぶん軽減されてきている。
ホームドクターの存在のありがたさを実感。夫のイライラを相談して良かった。

もし、これが年単位で続いたら、お互いに疲労が蓄積して離婚話まで発展するだろう。

夫も、私も救われた。かかりつけ医に相談した効果は非常に大きい。

 



 

 

精神興奮を抑える工夫: 非日常的な空間も必要】

 

夫が50代の頃は、仕事が忙しくホテル生活がとても長かったらしい。しかしホテル生活が快適だったという話も聞いているので
ホテルのラウンジのような非日常的な空間が夫には必要なのかもしれないな…と。

 

食器棚にしまいこんでいた、来客用のコーヒーカップも活用して器を楽しむのも良いかもしれない。

気持ちが落ち着く居住空間を作って夫のイライラのスイッチが入りにくくできたら…良いのだけれど。