(12)かかりつけ医に年末の挨拶。また会おう[12/12]

 

←序章(11) 序章終了

 

2021年12月28日(火)

 

21日(火)に行ったPET検査の結果を聞きに行く日。
転移は認められないかった。

 

 

 

PET検査結果は 転移なし!】

 

PET(ペット)検査の結果、転移はありませんでした。

というか、「脂肪肉腫」自身、光っていなかった。PET集積しないがんもあるんだ…。

「後腹膜脂肪肉腫」は、遠方への転移はしにくいがんであることを後日知りました。

 

今日は、大学病院の先生に、東京か千葉で手術をすることに決めたことを話さなければいけない。

がんセンターでは早ければ1月末に手術できるとのことを伝え、こちらの考えとしては、
日に日に大きくなるお腹に不安を強く感じているため、早く手術ができる病院で脂肪肉腫を切除したいことを伝えました。

 

 

がんセンターへの紹介状、検査データをもらい病院を後にし、

その足で、すぐにかかりつけ医のもとに向かいました。

 

 

 

 

PET検査報告 かかりつけ医に報告】

 

この日、かかりつけ医に「PET検査結果の報告」と年末の挨拶をしに行きました。

PET画像の見方を簡単に教わったのと、PET検査は造影CTの補助的なものなので、

造影CTを受けたのであれば、受けなくても良かった検査ということを知りました。

「えええー!」PET検査を受ける前にドクターに相談すれば良かった。

 

 

確かに、医師からやろうと言われた検査ではなかった…。

高分化型(悪性度の低いがん)の脂肪肉腫の部分は、全く光っていなかったし…。

(無駄に放射線を浴びてしまったー。)

 

 

あと、がんセンターから携帯に連絡が来て、執刀医がトップとトップ2が担当してくれるとのことを伝えました。

 

 

先生: 「手術が早くできて、熟練した先生が担当してくれるなら断る理由がないよね。オレだったら行っちゃう。」

 

フレンドリーな医師の言葉…。「がんばって来い」と背中を押された感じ。「よし、行っちゃおう!」

 

 

12月に入って、かかりつけ医を立て続けに3回も受診。

① 「造影CTの報告」、

② 「PET検査の報告」、

③  分からないことの質問

例えば「後腹膜脂肪肉腫の手術を泌尿器科が担当したり、肝胆膵科が担当したり本当の担当科はどちらなんだ」とか

 

 

ホームドクターを作る利点ってこういうことなんだと、夫が「がん」になって初めて理解しました。

何回受診しても良い。ネットで誤った知識に翻弄されず、病気に必要な知識を教えてくれる。

 

 

終末期に入っても、通院できる体力があれば、先生にお世話になりたい。

そういう先生に出会えたのはありがたいこと。仲間だ。

 

 

「元気になって戻ってきます。また会いましょう。」

※ 体力を落としてしまったので帰って来れたのは、手術をしてから5ヵ月後でした。

 

 

 

参考)PET検査の得意ながん

 

 

 

 

(12)かかりつけ医に年末の挨拶[12/12]

 

←序章(11) 序章終了