(10)階段で転倒、肋骨にヒビ[10/12]

 

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2021年12月23日

 

 

12月に入ってからは手術する病院探しや、空いた時間で病気の勉強などで気ぜわしい。

気分晴らしに体育館に運動に出かけようとした矢先、階段で転倒。

 

 

 

 

濡れた階段で足を滑らせて 肋骨にヒビ】

 

12月に入ってからは、肉腫(サルコーマ)の手術ができる病院探しと、
希少がん「後腹膜脂肪肉腫」に関する文献を読みあさりで一日の大半の時間を費やしています。

 

 

読んだ文献のほとんどは、予後が悪く亡くなっています。

小さな救いは、Amebaブログで「後腹膜脂肪肉腫」で闘病されている方々が、
複数回の手術を乗り越えて、3年以上病気と共存できていること。

生活の質もさほど落ちずに、趣味を楽しんでいる様子。

 

 

もしかしたら、夫も3年以上生きられるかもしれない、ダンスもできるかもしれない…。

夫は高齢(75歳)なので、がん細胞の分裂も鈍っているのことを期待して寿命の方が先に来てくれれば嬉しい。

 

 

病気のことばかり考えていると頭が疲れるので、気分転換に社交ダンスでもしに行こうかという話になりました。
しかし、玄関を出て階段を降り始めた時に、雨で濡れた階段で足を滑らせて、7段ほど下に転落。
幸い骨折は免れたけれど、かなり強い痛み。肋骨にヒビが入った可能性があると医師から言われました。
 
 
肋骨にヒビが入った場合は、完治に1ヵ月ぐらいかかると言われました。

 

 

「あーあ…」
 
転倒が脂肪肉腫に影響がないか、かかりつけ医にも行きました。
「脂肪肉腫が風船が割れるように割れる?? それはない!大丈夫!」と笑われました。
 

 

 

友人のありがたさ 心配で病院に来てくれた】

 

 

内地での生活ではなかったことです。

肋骨にヒビが入ったことを、友人に軽い気持ちでLINEで伝えたら、心配で病院まで駆けつけてくれた。

沖縄のシニアの方々には、このように温かい対応をしてくれる人もまだいます。

仲間と思える友人を持てたことが本当に幸せ。

これがあるから、沖縄で生活を続けて生きたいと思うんだよなー。

 

昭和時代の人間にとっては、こういう人の温かさが何より嬉しい。

 

 

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