(2)寝ながらできる筋トレ「ヒップリフト」
 

2022年3月8日(火)

手術をしてから1ヶ月、疲れやすく体力は戻っていません。

カラダ全体の筋肉は、ゲッソリ落ちて弱々しい。

8キロ痩せた体重がなかなか戻りません。

 

 

 

ウォーキングは水平が取れている場所を利用: ショッピングモール

 

夫のお尻の筋肉は、アイスクリームが溶けたように垂れて落ちてしまいました。

後ろ姿は50代だったのに…、今はおじいちゃん。

 

「筋肉は年齢に関係なく付けられる」という話は聞いているので、最低1年、時間をかけて筋肉を戻していこうと考えています。

ウォーキングのリハビリは、ショッピングモールのような床が水平である場所を選んだほうが良さそうです。

エアコンも効いているし体力の温存もできます。

 

 

このことは、退院してから初めての通院で気が付きました。病院や駅など、建物の中の道を歩くときは、私よりもずっと早く歩けるんです。しかし、アスファルト舗装の道路では、わずかな傾斜も体が感じるらしく、平行感覚がうまくとれなくて、ヨタヨタ歩きになります。(元気なときは水平に感じる)あまりの落差に驚きました。

 

 

そういえば、友人も同じようなことを言っていました。

病院の通路では早歩きができるのに、公園の散歩になると「砂利道を歩いているような…不安定感を感じる。」とのこと。

 

 

夫は手術で腸腰筋の一部を削っているので、腰から太ももにかけて弱い痺れがあり、

太ももを上げて歩くのが、少し負担なのかもしれないです。

 

 

「再発が早くて3ヵ月、半年後の手術に耐えられる体力を戻さないと」という気負いがありましたが、
友人がLINEで、2つのアドバイスをくれました。

「体力回復は 急がない・焦らない・あきらめない” という気持ちでやらないと、ストレスがかかる。」

「振り出しに戻ってもまたやり直せる」

 

 

20歳上の離れた友人の言葉は、親や親族の介護経験から来るので説得力があります。

 

 

 

 

下半身の筋トレ: お尻のトレーニング (バランスを取るのに重要な筋肉)

 

 

■ ごく僅かな刺激でも良いから筋肉に刺激を与える

 

大きな手術を受けた後だからと、長い期間、体を安静状態にしてしまうと、

使わない筋肉はどんどんと衰えてしまい、大好きな社交ダンスが出来なくなってしまいます。

社交ダンスは、日常使わない筋肉を使いますが、今の状態は、日常使う筋肉が衰えています。

 

 

体の大きな筋肉、「お尻や太もも」から刺激を与えることにしました。

お尻(大殿筋(だいでんきん)や中殿筋(ちゅうでんきん))のトレーニング。

 

回数が少なくても、継続できることが一番大事なので、寝たままの姿勢で行える筋トレを探しました。

疲れたらそのまま寝てもOKです。

 

 

■ヒップリフト運動

  1. 仰向けで両膝を曲げる。
  2. お尻と膝に力を入れお尻をグッと持ち上げる。
  3. ゆっくりとお尻を下ろす。

 

 

怪我の回復や高齢者向けのリハビリ運動として、よく知られているお尻の筋トレです。
自分も試しにやってみました。30回超えたあたりからじんわりと筋肉の奥に効いてくる。馬鹿にできない筋トレでした。

自分も夫に付き合って一緒にやるのが良いと思いました。

 

 

「お尻を上げきらない・下げきらない」で、テンションを保ったまま運動をすれば、

ゆっくりの動作と回数で負荷の加減ができそうです。力まないようにするために呼吸も大事。

 

 

「1日に何回、何セットやらないといけない。」とストレスがかかることはしません。

筋肉への刺激を怠らない程度に、気が付いた時にやればいいんです。習慣化できたら大成功です。

※ 2024年2月現在、朝起きる前にやる運動として習慣化できました。