全国の小学校英語は一体どうなっているのだろう
私がサポートしている小学校は
ALTの指導力不足と担任教師の英語力不足で、
子どもたちは何をやっているのか
さっぱりわからないまま2学期が
終わろうとしている。
まぁそれでも英語を聞いて画像を見て、
こんな風な事を言っているのかもしれないと、
想像できる子どもは増えたように思うから、
その点では成功なのかもしれないけど
でも問題点はたくさんある。
今まで中学校で学んできた英語が
小学校に下りてきて、
英語に覚えのある担任教師は
昔ながらの、ある意味、英語が話せなくなってしまうあの英語の授業をしようとする
会話力をつけたいと始まったはずの
小学生英語なのに、
昔のやり方で教えてしまっては元も子もない。
ぜひ止めていただきたい。
会話力を望むなら、フレーズ丸覚えして
何度も繰り返して言い続けるしかないし、
聞き続けるしかないと思う。
読めて書けても話せるようにはならない
あと、ALTの指導力の向上も必至かと。
ただ英語が話せるだけでは指導者にはなれない。
子どもたちが何につまづき、困っているのか、
気づかない。
できていない子どもに執拗に迫り、
言えるまで許さない。
授業の構成がなってない。
文科省が作成したテキストの音源を
まるで無視して授業をする。
音源より自分たちの発音が正しいという気持ちの表れなのかわからないけど、
いきなり方言を勉強している気分になる
フィリピン訛り、
アイルランド訛り、
オーストラリア訛り、
ジャマイカ訛り…
どれも英語だから、別に構わないと思うけど
それなら
日本訛りの英語もありでしょ
いずれにせよ英語強化路線に梶を切ったわけで
その成果がわかるのは10年先くらいになるだろうなー
どうなるのか見届けたい~